義母からの嫌味を我慢し続け…
義母は、私が料理を出せば「息子はこんな薄味で満足するの?」、子どもの服を買えば「そんな安物を着せるのね」と、私の行動に対してさまざまな嫌味を言ってきます。しかしそれはまだましな方で、「あなた、結婚前は何をしてたの? 家事もろくにできないじゃない」「息子が結婚相手を間違えたんじゃないかしら」「私のころは嫁としてもっと頑張ってたわよ」と、私の存在そのものを否定するような言葉を浴びせてくることもあるのです。ただ、私はずっと「夫のお母さんだから」「関係を悪くしたくないから」と自分に言い聞かせて、我慢していました。
そんな中、ある日親戚の集まりで食事会が開かれたときのことです。お酒が入ったからか、普段は私と2人きりのときしか嫌味を言わない義母が、「いつも言ってるけどねぇ、あなたは嫁なんだから、家族にもっと尽くしなさい。やっぱり、結婚相手を間違えたかねぇ、うちの息子は」とはっきり口にしました。
その瞬間、場の空気がピリッとします。すると夫が「母さん、なんてことを言うんだ。まさか、ずっとそんなことを思ってたのか? そんな風に妻を責めるのはやめてくれ」と、きっぱり言ってくれました。そして私に「もしかして、今までも何か言われてた?」と聞いてくれたので、私は小さくうなずき、結婚してから義母に言われ続けた嫌味を、勇気を出して伝えました。
すると義きょうだいたちも「え、ずっとそんなひどいこと言ってたの? それはおかしいよ」と、義母を注意してくれたのです。義父は「お前まさか、俺の知らないところで、今までそんなことを言ってきたのか」と驚きの表情を浮かべていました。
今まで一人で抱え込んでいた私の苦しさを、ようやく家族が知ってくれました。その瞬間、私は初めて安心して泣くことができました。夫は「今まで気づけなくて、本当にごめん」と謝ってくれ、私も「打ち明けられなくてごめん」と伝えました。それ以降、家族から怒られた義母は私への嫌味を言うことがほとんどなくなり、以前よりも穏やかに接してくれるようになりました。
この出来事で、それまでは「家族関係を壊したくない」という気持ちから、どんなに嫌なことを言われても自分だけで耐えていましたが、無理をして我慢し続ける必要はないと気づきました。正直に気持ちを伝えたことで、味方になってくれる人がいることもわかり、とても心が救われました。関係を気にして我慢するのではなく、自分の気持ちをきちんと伝えることがどれだけ大切かを実感した出来事です。
著者:荒川 奈々/30代女性・会社員。2人の子どもを育てる母。趣味は料理をすることと、休日の家族でのお出かけ。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
※AI生成画像を使用しています
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