娘と彼と夏の遊園地へ
遊園地に着くと、娘は大喜び。私も久しぶりのお出かけに、自然とテンションが上がっていました。
「どれから乗る?」と話しながら、まずは目の前にあったメリーゴーランドへ。楽しそうに笑う娘を見ているだけで、私まで幸せな気持ちになりました。
次に目に入ったのが観覧車です。実は以前、最後のほうに観覧車へ乗ろうとしたところ、乗車時間に間に合わず断念したことがありました。そのため私は、「今回は早めに観覧車に乗りたい!」と彼に提案。
彼は一瞬何か考えているようにも見えましたが、「そうだね、乗ろうか」と言い、3人で列に並びました。待っている間も、「次は何に乗ろうか」「何を食べようか」と話は尽きません。
そして、いよいよ私たちの番がやってきました。
振り返ると、彼がまさかの姿に
観覧車が少しずつ上がっていくと、眼下には遊園地の景色が広がっていました。娘と一緒に窓の外を眺めていると、隣にいた彼がなにやらゴソゴソし始めました。
「どうしたんだろう?」と不思議に思って彼のほうを見ると、狭い観覧車の中で一生懸命ひざまずこうとしていました。さらに、その手には指輪が。
そして彼は、「もう1人にはしません。幸せにします。結婚してください」とプロポーズしてくれました。
あまりに突然のことで、私はびっくり。まさか遊園地に着いて早々、こんなことが待っているとは思ってもいませんでした。
もちろん、答えは「はい」。
観覧車を降りたあと、彼は少し苦笑いしながら事情を教えてくれました。
本当は遊園地をひと通り楽しんだあと、最後のほうに観覧車へ乗り、そこでプロポーズするつもりだったそうです。ところが私が早々に「観覧車に乗りたい!」と言ったため、計画がすっかり狂ってしまったとのこと。
「まさか最初のほうでプロポーズすることになるとは思わなかった」
そう話す彼を見て、私は思わず笑ってしまいました。
さらにその日の帰宅後、彼から思わぬ申し出がありました。観覧車の中は狭く、思うようにひざまずけなかったことが心残りだったようで、「もう一回、ちゃんとプロポーズさせてほしい」と言うのです。
そして自宅のキッチンカウンターの横で、改めてひざまずき、指輪を差し出してくれました。「そこなんだ!?」と思わず笑ってしまいましたが、それも今ではいい思い出です。
その後、私たちは結婚。彼との間にも2人の子どもを授かり、今では5人家族になりました。これからも5人で、笑顔の絶えない毎日を過ごしていけたらと思っています。
著者:ひに/20代女性・元シングルマザー、現在ステップファミリーになって家族が増えました。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
※AI生成画像を使用しています
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