取引なしで「社長はお戻りですか?」
勤務先には、ある大手企業から毎日のように営業電話がかかってきていました。電話が来るのは決まって午後。担当者はそのたびに違うのですが、話す内容や口調はいつもほとんど同じでした。
「〇〇会社で御社を担当している△△ですが、社長はお戻りになりましたか?」
まるで以前から社長と面識があり、直接やりとりしているかのようにも聞こえる言い方です。しかし、その企業と弊社には取引履歴がありません。
担当者が変わっても同じ言葉で電話をかけてくるため、同じ営業電話用のリストを共有しているのかと思うほどでした。
社員8,000人の社長につないでほしい
電話がかかってくるのは、弊社のホームページに掲載している問い合わせ用の電話番号です。それにもかかわらず、毎回のように社長への取り次ぎを求められました。
弊社の社長は私と同じ本社にいるものの、勤務する建物は別なので、電話を取り次ぐことはできません。社員約8,000人を率いる社長に、一社員の私が営業電話を直接つなぐこともまずありません。
それでも、人を替えて同じような電話が繰り返しかかってきました。
「ベルギー人社長」と伝えた結果
あまりにもしつこく電話が続くため、ある日、私は担当者にこう伝えました。
「弊社の社長はベルギー人です。英語かドイツ語しか話せません。電話リストにもそう書いておいてください」
すると、それまで毎日のようにかかってきていた営業電話が、ぴたりと止まったのです。
もちろん、弊社の社長はベルギー人ではなく、日本人です。
まとめ
毎日続いた電話が止まり、ほっとしました。相手の会社を知らないまま、社長と面識があるように話すことは、不信感につながるのだと実感。営業では、事前に相手を調べ、誠実に用件を伝えることが大切だと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※AI生成画像を使用しています
著者:山田睦美/40代女性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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