義母と交代で、義弟夫婦の赤ちゃんを見ることに
義実家で夕食の時間になり、義母がご馳走を用意してくれました。食事中、まだ小さいわが家の次男と義弟夫婦の赤ちゃんは、義母が別室で見てくれていました。義母はまだ食事を取れていなかったため、私は急いで食事を済ませ、義母のもとへ。
すると、「じゃあ、ちょっとご飯を食べてくるから、2人を見ていてくれる?」と義母。義母にも食事を取ってほしかった私は、もちろん引き受けました。その後、しばらくは2人とも機嫌よく遊んでいました。 ところが、義弟夫婦の赤ちゃんが両親の姿が見えないことに気づいたのか、泣き始めてしまったのです。
抱っこをしたり、おもちゃで気を引いたりしましたが、泣き止みません。そばでは1歳の次男も動き回っていて、私は2人から目を離せない状態に。気がつけば、食事が始まってから1時間ほどが経っていました。
しばらくすると、食事を終えた夫と長男が部屋へ来てくれました。私は夫に2人を見てもらうようお願いし、義弟夫婦に赤ちゃんの様子を伝えて助けてもらおうと、ダイニングへ向かいました。すると、義母はすでに食器の片付けをしており、義弟夫婦はまだゆっくり食事をしながら会話を楽しんでいたのです。
泣き止まないので義弟夫婦に助けを求めると
私が「泣きやまなくて……」と伝えると、義弟夫婦は赤ちゃんを迎えに来るのではなく、「おなかすいたのかな、離乳食これで」と離乳食のパウチを私に差し出してきたのです。一瞬、「私が食べさせるの?」と驚きました。
しかし、ちょうど息子たちが義父とお風呂に入ることになったため、「すみません、うちの子たちのお風呂の準備があるので」と断ってその場を離れました。お風呂の準備が終わり、廊下を歩いていると、ダイニングから義弟の声が聞こえてきました。
「久しぶりにゆっくり食事ができると思ったのにね」
その言葉に、私は足が止まりました。私だって、ここ数年ゆっくり食事なんてできていません。そう言い返したい気持ちをぐっとこらえ、私は静かにその場を通り過ぎました。
それ以来、親族の集まりでは、義弟夫婦の子どもを見ることを安易に引き受けるのはやめました。何よりショックだったのは、義弟の「久しぶりにゆっくり食事ができると思ったのにね」という言葉です。私が子どもたちを見ている間、そういうつもりだったのかもしれないと思うと、モヤモヤした気持ちが残りました。
それでも、この出来事をきっかけに、親族だからと無理をして引き受ける必要はないのだと気づきました。今では、自分の子どもたちとの時間を大切にしながら、できるときには助け合い、難しいときには無理せず断るようにしています。お互いが気持ちよく過ごすためにも、親しい間柄だからこそ、無理のない距離感を大切にしたいと思っています。
著者:相田陽子/30代女性/2021年生まれと2023年生まれの息子2人、夫の4人暮らし。病院の受付でパート勤務。海外ドラマ鑑賞が好きです。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
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