遊園地でスタッフに詰め寄る家族
ようやく順番が近づき、列の進み具合から、私たちが一番後ろの席になれそうだと分かり、息子と2人で顔を見合わせて喜びました。ところがそのとき、数組前にいた家族が「自分たちは一番後ろに乗りたいので、後ろの人を先に乗せてほしい」とスタッフに要求し始めました。スタッフが「席の指定はできません」と何度も説明しているにもかかわらず、その家族は次第に声を荒らげ、スタッフを威圧するようになりました。
するとスタッフは、その場を収めるためか、その家族を脇に寄せ、ほかのお客さんに「申し訳ありません」と謝りながら、希望どおり後ろの席に乗れるよう手配したのです。私たちはこれ以上トラブルに巻き込まれたくないと思い、後ろから2つ目の席に座りました。息子が楽しそうに笑ってくれたことが救いでした。
今でも、何も悪くないスタッフが「申し訳ありません」と謝っていた、あの表情が忘れられません。楽しいはずの遊園地で、少し複雑な気持ちになった出来事でした。
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遊園地では、「この席に乗れたらいいな」と楽しみにすることもありますよね。しかし、多くの人が利用する場所だからこそ、施設のルールやスタッフの案内に従うことも大切です。
思いどおりにならないからと強い口調で要求すれば、スタッフだけでなく、周囲で楽しんでいる人まで困らせてしまうこともあります。みんなが気持ちよく楽しい時間を過ごせるよう、施設のルールを守り、周囲を思いやる気持ちを忘れずにいたいですね。
著者:下山瑞希/20代女性・主婦/転勤族の夫に振り回され過去4つの県を股にかけた、結婚8年目主婦。
イラスト:犬野ぽよ彦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
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