何度もスタッフを呼ぶお母さん
その家族は、小学生くらいの子ども3人を連れた5人家族でした。気になったのは、その家族のお母さんのお皿の使い方です。
通常、ビュッフェではひとつのお皿に何種類かの料理を盛りつける人が多いと思います。しかし、そのお母さんは大きなお皿に料理を1種類だけ盛り、食べ終わるたびにフロアスタッフを呼んでお皿を片付けてもらっていたのです。そして、また新しいお皿に別の料理を1種類だけ盛りつけ、席に戻ってくるのです。
子どもたちやお父さんは、ひとつのお皿に何種類かの料理を盛りつけていたようですが、お母さんだけは「ひと皿に一品」という贅沢スタイル。まるでコース料理のように、家族と会話をしながら優雅に料理を食べて、5〜10分おきのペースでスタッフを呼び、何度もお皿を替えていました。
それだけならまだしも、スタッフに「呼ばれる前に来なさいよ? 気が利かないわね」「来るのが遅い! お客に呼ばれたらすぐに来なさい」「あのお肉料理、味が濃すぎたわよ」などと毎回、接客や料理に文句を言うのです。お父さんはお母さんの言動に対して何も言わないため、私は「どうして注意しないのだろう」と不思議で仕方がありませんでした。
これは私の気にしすぎかもしれませんが、何度も呼ばれて、毎回何かを言われるスタッフの表情も少し困惑しているように見えました。
お店からお皿の使い方について説明があったわけではありませんし、新しいお皿を使うこと自体がルール違反というわけでもありません。ただ、周囲を見る限り、大きなお皿に一品だけを盛りつけ、食べ終わるたびにスタッフを呼ぶ人はほかにいませんでした。「いろいろなお客さんがいるものだな」と思いました。
常識やマナーの捉え方は人や場所によって異なりますが、私にとっては少しモヤモヤしてしまう出来事でした。私は子どもたちに、一度に食べ切れる量を取ることや、食べ終わってから次の料理を取りに行くことなども含めて、必要以上にお皿を使わないようにしようねと教えました。
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ビュッフェの利用方法やマナーについては、お店によってルールが異なり、人によって捉え方にも違いがあるでしょう。一方で、スタッフに何度も強い口調で要求したり、料理への不満をぶつけたりする姿には、周囲も戸惑ってしまうかもしれません。
気になることがあったとしても、相手への敬意を忘れずに伝えることが大切です。また、子どもは身近な大人の言動をよく見ているもの。外食の場でも、働く人への感謝や思いやりを持って接する姿を見せていきたいですね。
著者:大城かな/30代・女性・専業主婦。2人の子どもを育てるママ。田舎暮らし。ポイ活が日々の楽しみ。
イラスト:マキノ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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