私の実家の経済状況を探る義母
「あなたのご両親、今もあのお仕事なの?」と聞かれ、私が「はい、父は会社員で、母はパートをしています」と答えると、義母は少し驚いたような顔をして言いました。
「へえ、そうなの。うちは昔から自営業だったから、周りも同じような家の人が多かったのよ」
それだけなら特に気にならなかったのですが、その後も義母からの質問は止まらず……。
「そういえば結婚したときは、ご実家から何か援助はあったの?」
「ご実家は持ち家なの? お父様がひとりでローンを払っているの?」
など、私の実家の経済状況を探るような質問が続きました。どう答えればいいのかわからず、私が黙ってしまうと、義母はさらに「やっぱり育った環境が違うと、考え方も違うのかしらね」とひと言。はっきりそう言われたわけではありませんが、「うちは余裕があるけど、あなたの実家は大変ね」と言われているような気がして、モヤモヤしてしまいました。
帰宅してから夫にそのことを話すと、最初は「母さんは悪気なく言ったんだと思うけどね」と軽く流されました。それでも私が「悪気がなくても、実家の経済状況をあれこれ聞かれて、比べられるのはいやだ。みんなの前で見下されてるみたいでつらかった」と正直に伝えると、夫もようやく私の気持ちを理解してくれました。
その後、夫が義母に、私の実家のことを詮索するような質問は控えてほしいと伝えてくれたことで、それ以降、実家のことを細かく聞かれることはなくなりました。
家庭環境や育った環境は、自分で選べるものではありません。それを理由に比べられるのは、たとえ悪気がなくても嫌なものだと感じました。その場で無理に言い返すのではなく、まず夫に自分の気持ちをきちんと伝えたことで、夫にも理解してもらえたのはよかったです。これからも、モヤモヤしたことを我慢しすぎず、まずは夫婦で話し合うことを大切にしたいと思いました。
著者:山田咲子/40代・女性・パート。家族との時間を大切にしていて、休日は娘と買い物やお出かけを楽しんでいます。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
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