怒涛過ぎて、しばらく放心状態に
泣き崩れるエコさんに、「エコさんは何も悪くない。頑張っているから大丈夫」と、落ち着くまで寄り添ってくれたYット。
「迷惑だっただろうけど、いてくれてよかった。ありがとう」とエコさんが素直にお礼を言うと、Yットは微妙な表情に。「エコさんと一緒にいるってそういうことだよね……」とつぶやいて、去っていったのでした。








S太郎さんがなんとか退散したその夜。放心状態のエコさんは、Yットから送られてきた録音データを聞き返し、当時の記憶がフラッシュバックするほどの激しい不快感に襲われました。
翌日、助けてくれたYットに改めてお礼のメッセージを送るものの、まさかの既読スルー……。さらに数日経っても彼からの連絡はなく、ボルダリングジムでも避けられているような雰囲気。S太郎さんとの出来事で「ドン引かれた!?」と、エコさんは胸騒ぎがして……。気にしないようにと必死に自分を鼓舞するエコさんなのでした。
修羅場を乗り切り、決定的な証拠を押さえられたのは間違いなくYットのおかげでした。しかし、その一件をきっかけに大切な人間関係にまでヒビが入ってしまうのは、あまりにもやるせないもの。必死に気丈に振る舞いながらも、人知れず傷つくエコさんの心境を思うと、胸が締め付けられますね。
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