お育ちマウントママの末路
すると、そのママ友から「サラリーマン家庭だと、そういう育ちになっちゃうのねぇ。うちは代々医者の家系だから、生活水準や価値観が合わないかも」と、露骨に見下すような言葉を投げかけられました。一瞬、言葉に詰まりショックを受けましたが、感情的になっても意味がないと考え、「ご家庭によっていろいろな考え方がありますよね」とていねいに受け流し、その場は静かに微笑んで会話を終えました。
無理に付き合いを続ける必要はないと感じ、その後、そのママ友とは適度な距離を取るようにしました。すると、同じように彼女の人を見下すような態度に不快感を覚えていたほかのママ友たちも、少しずつ距離を置くように。気づけば彼女の周りには誰も集まらなくなり、孤立している様子が見られるようになりました。
ママ友グループの一人が「最近、あの人ちょっとかわいそうだよね。自分から壁を作って、誰も近づけなくしてるから」とぽつりと言ったのを聞いて、家柄や育ちで人を判断すると、結果的に自分の周りから人を遠ざけてしまうのだと思いました。
どんな環境で育ったかよりも、目の前の人に誠意を持って接することの方が、長く続く温かい関係を築くうえでずっと大切なのだと改めて感じた出来事です。
著者:和田 紗知/30代女性・会社員。4歳の女の子を育てている母。最近はキャンプにはまっている。
作画:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
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