ポン菓子にかじりついた瞬間…
その日は、彼と地元の夏祭りを楽しんでいました。
屋台を見て回っていると、ポン菓子を発見。私は大きな塊を手に取り、そのまま思い切りかじりつきました。
すると次の瞬間、口元に「ポロッ」とした感覚が。確認すると、なんと差し歯が抜けていたのです。
しかも、抜けた差し歯はポン菓子にくっついていました。色もよく似ていて、一瞬どこにあるのかわからないほどです。
「ヤバい……!」
隣には彼がいます。こんなところを見られたら恥ずかしいと思い、私は一気に焦りました。
彼にバレないよう、そっと元の位置へ
幸い、彼は私の異変には気づいていない様子でした。
私は何事もなかったかのように振る舞いながら、ポン菓子にくっついた差し歯をそっと取りました。そして、彼がこちらを見ていないタイミングを見計らい、急いで元の位置へ。
何とかその場をしのぐことができ、ホッ……。
当時は冷や汗が出るほど焦りましたが、結局その場では彼に気づかれることなく、夏祭りを楽しむことができました。
その後、彼にこの出来事を打ち明けると、「全然気づかなかった!」とびっくり。私も当時の必死な自分を思い出し、2人で大笑いしました。
その場では恥ずかしくて言えなかった出来事も、今では夏祭りの忘れられない思い出のひとつです。今も、硬いものや歯にくっつきやすいものを食べるときは、気をつけています。
著者:上原彩花/30代女性・夫と犬と暮らす会社員。映画鑑賞やカフェ巡りが趣味で、休日は愛犬とのんびり過ごしたり、おいしいものを食べに出かけたりしています。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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