なんだか元気のない友だち
遠方に住む高校時代の友だちが、私が住んでいる地域の近くまできていたので、せっかくだからということで会うことに。当日、私は、久しぶりに大好きな友だちに会えると心を躍らせながら集合場所に向かいました。しかし、その友だちの顔を見た瞬間……元気がないように見えたのです。
最初は「私、何か嫌われるようなことをしてしまったのかな」と思いました。
けれど、友人は元気がないながらも、私に会えるのがうれしくて新しい服をおろしてきたことや、メイクをこだわってきたことなどを話してくれ、「私のせいで元気がない」というわけでもないようでした。
体調の悪そうな友だちをフォロー
とはいえ、どう考えても彼女の様子がおかしいと感じた私。
彼女の様子をよくよく見ると、爪が白っぽかったり、いつもより顔に血色感がなかったり……。彼女の様子に「もしかしたら生理なのかも……」という考えが浮かびました。自分に置き換えてみると、生理中で体調が悪くても、他人には打ち明けにくいものだからです。
もしかしたら、友だちも生理による体調不良を言い出せずにいるのかも……と感じた私は、歩き回るのではなく、ゆったりできるカフェでくつろぐことを提案したり、カイロを手渡したりと、できる限りのフォローをしました。
告白と感謝
私のフォローの甲斐もあってか、友だちは、徐々に顔色もよくなっていったように感じます。すると、急に「あの……ありがとうね」という言葉を投げかけられたのです。会話が一段落し、一瞬静かになったタイミングだったので、何に対しての感謝かわかりませんでした。
けれど、その後の彼女の「私が生理で体調悪いの、なんとなく察して気をつかってくれてたでしょ」という言葉で、私がさりげなくフォローしていたことが伝わっていたことがわかったのです。
「友だちなんだから、これくらい当たり前だよ!」――私がそう答えると、友だちはうれしそうに微笑んでくれました。
大切な友だちが生理で体調があまり良くないときにサポートができたことは、とても誇らしいことだなぁと思います。今回の出来事のおかげか、この友だちとは、今でも心の通い合った良い関係を築けています。
著者:橘 純香/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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