義母の要求に夫がとった行動
結婚してから4年半になりますが、私は義両親の顔を一度も見たことがありません。夫の両親は、夫が大人になってからも何かにつけて口を出し、コントロールしようとする人たちで、思い通りにならないと、罵声を浴びせて責め立てます。子どものころはもっとひどい扱いだったようです。
そんな親との関係に疲れた夫は、私と結婚するときも、両親とは距離を置くことを選び、私は夫の意思を尊重しました。
ところが結婚の話が進んだある日、「結婚するなら、まず相手の釣書(つりしょ)を出しなさい」と義母から夫に連絡があったのです。私はその言葉を聞いて、正直、耳を疑いました。
「釣書......?」
釣書とは、学歴や職歴、家族構成などを書いた書類のことで、私にとっては、ドラマの中で聞いたことがあるくらいの言葉です。夫は、「そんなもの必要ないよ」と突っぱねてくれましたが、義母は「ちゃんとした家柄なら出せるでしょ? 結婚するならそれくらい当然のことじゃない」と、さも当たり前のことのように言い放ったそうです。
「私のことを調べても何も出ないよ。そんなに疑われていい気がしないよ」と言いたい気持ちでいっぱいでした。私自身だけならまだしも、兄弟や親のことまで含めて審査されることに嫌悪感を抱きました。夫はそんな私の気持ちに気づいて、「俺が結婚する相手は俺自身が決める」と、義母にきっぱりと伝えてくれました。
結局、釣書は出さず、いまだに義両親とは顔を合わせていません。結婚から4年半たった今も、その選択を後悔したことはありません。親子であっても、無理に関わり続けなければならないわけではないと思います。これからも夫と支え合いながら、自分たちが安心して暮らせる家庭を大切にしていきたいです。
著者:花岡まゆみ/40代女性/結婚5年目。夫と2024年生まれの娘と大型犬と暮らしている。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
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