具体的な金額を要求され…
葬儀では、おばあさんは高齢で喪主を務めることができず、おばさんも難しいということで、長男が喪主を務めることに。妊娠中ではありましたが、私たち夫婦も受付や準備などの手伝いをしながら、できる限り力を尽くしました。
ところが、葬儀が無事に終わり帰ろうとしたときのことです。おばあさんとおばさんから「長男一家は30万円包んでくれたから、あなたたちもそのくらい包んでほしい」と求められました。しかし、すでに私たちは10万円を包み、葬儀の準備や受付も手伝っていたので、そのことをていねいに説明してお断りしました。すると、「それなら絶縁で」と言われてしまい、それ以来関わりがなくなりました。
その後、近所で三兄弟に会ったとき、こちらからあいさつをしても無視されるようになり、私たちもそれ以上関わることをやめました。しかも、身近で頼れる親戚は私たち一家だけだったはずと考えると、これからあの家族はどうしていくのだろうかという複雑な気持ちが残っています。
この経験から、お金に対する考えや親族間の価値観の違いが、人間関係をこれほど大きく変えてしまうのだと痛感。誠意を持って行動したつもりでも、相手の期待と合わなければすれ違いが生じてしまうこともあるのだと学びました。親しい間柄だっただけに心が痛みますが、自分たちが誠実に動いたことは間違いではなかったと信じ、これからも大切な人との関係をていねいに築いていきたいと思った出来事でした。
著者:川島 美里/30代女性・会社員。5歳の娘を育てる母。趣味はベランダでプチ家庭菜園をすること。
作画:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
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