なぜ毎回「奢られる」スタンスなのか
2人で食事をする際、チェーン店でも、少し高めのレストランでも、彼は食事のあとに財布を出そうとしませんでした。それどころか、毎回「ごちそうさま!」と私に笑顔で言うのです。
「ごちそうさま」と言われてしまうと、なかなか「自分の分は払ってほしい」とも言い出せず、その場の気まずさもあって、毎回私が2人分の食事代を支払うことに。しかし、さすがに毎回では困ってしまいます。次第にモヤモヤとした気持ちが積み重なり、思い切って彼に「なぜ自分の分の食事代を払おうとしないのか」と聞いてみました。
すると、彼から返ってきたのは「稼いでいるほうが払うのが当然でしょ」というひと言。
お互いの収入にそこまで大きな差があったわけではありませんが、彼よりもわずかに私のほうが収入が多く……。彼は「収入が多いほうが払うのが当然」と考えており、それゆえの行動だったようです。
彼との金銭感覚の違いに大きな衝撃を受け、私は思わず言葉を失ってしまいました。
そんな金銭感覚だと…将来は不安
同時に、彼との将来にも不安を感じるように。そこで、今後も一緒にいるためには、お金に対する考え方をきちんと話し合う必要があると感じ、彼に自分の気持ちを伝えました。
その後、私たちはお金について何度も話し合い、お互いが納得できる形を考えることに。彼も私の気持ちを理解してくれ、食事代をはじめ、お金の負担について2人でルールを決めることができました。
そうして、お金に対する考え方の違いを乗り越えた私たちは、その後、結婚。今では2人で決めたルールに沿って、お互いに納得しながら生活しています。
この出来事を振り返ると、彼に「ごちそうさま!」と言われるたびに、気まずさから自分の気持ちを伝えられずにいたことも、よくなかったと感じています。お金に対する価値観のズレは、積み重なると大きなストレスになるもの。だからこそ、結婚を考えるような相手とは、我慢せずにお金について話し合うことが大切なのだと学びました。
著者:佐藤美咲/30代女性・主婦であり会社員です。
イラスト:ふー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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