

トイレでナプキンを落として大惨事
私はとても不器用で、ナプキンを交換するのが幼いころから苦手です。交換時にトイレでナプキンを落としてしまうことがよくありました。そんな私の、人生史上最悪な失敗。それは、公衆トイレでナプキン交換をしようとしたときのことです。
なんと、ナプキンを交換しようと思ったときに、予備のナプキンが入っていたサニタリー用の巾着袋を便器の中へ落としてしまったのです!
私はいつも、便座へ座る前に巾着袋から新しいナプキンを取り出し、中腰の姿勢で古いナプキンを下着から外して新しい物と交換してから用を足すようにしています。このときは指に巾着袋のひもを引っ掛けた状態でナプキンの包装紙を外そうとして、ひもが指から外れて落ちてしまったのです。愕然としたことを今でも覚えています。
トイレは人が並んでおり、一度出てからどうにかする……というのは考えつきませんでした。そこで、私は仕方なく用を足すのはあきらめてナプキンだけ交換し、便器に落としてしまった巾着袋を素手で取ろうと決心。しかし、不幸はこれで終わらなかったのです。
さらに不幸の連続で頭が真っ白に…
そのとき私は、これから交換する新しいナプキンを口にくわえていました。まずは使用済みのナプキンをゴミ箱に捨て、その新しいナプキンをつけようと思ったら……。
床に向かって新しいナプキンが落ちてしまいました。そして落ちていくナプキンをつかみ取ろうとしてもすでに遅く、さらに慌てて落ちたナプキンを踏んでしまったのです。
無惨にもトイレの床にべったりとテープが貼り付いてしまった、新品のナプキン。予備のナプキンは便器の中ですし、私にはもうナプキンがありません。頭が一瞬真っ白になりました。
とことんツイてない日
私には、使える状態のナプキンがありません。一時的な解決策として、トイレットペーパーを分厚く折りたたみ、ナプキンの代わりにして、トイレを出てから新しいナプキンを購入しようと思い立ちました。
しかし、悪いことは重なるものでトイレットペーパーが切れていたのです。
予備のトイレットペーパーもなく、またしても頭が真っ白になりましたが、バッグの中にハンカチがありました。ところが、扉のフックに掛けていたハンドバッグを取ろうとしたら、焦りからか今度はバッグを床に落とし、バッグの中からハンカチを出そうと思ったら次はリップと財布を落とし、まるでコントのような状況に、自分でもあきれました……が、ハンカチは落とさず、応急処置的に下着にあてることができました。
結局、トイレットペーパーを隣の個室から持ってくるために一度外に出なければならず、なんとも気まずい気持ちに。その日はとてもショッピングをする気にはなれず、そのまま私は帰路につきました。
不器用なうえに、焦りからの失敗の連鎖……。自分で思っている以上に精神的ダメージが大きかった出来事です。
著者:道端れいこ/女性
作画:モリナガアメ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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