「今日だ」とプロポーズを決意
妻とは同じ大学で働いており、部署は別でしたが、昼休みなどに話すことが増えたことをきっかけに交際が始まりました。付き合ってからも関係は順調で、次第に「この人と結婚したい」と思うように。そして僕は覚悟を決め、彼女にプロポーズしようと指輪を用意。タイミングを考えながら、いつ気持ちを伝えようか悩んでいました。
そんなある休日、2人で大学の近くにある桜並木を歩くことになりました。
とてもいい雰囲気だったということもあり、「今こそ伝えるべきときなのかもしれない」と思った僕。指輪はいつも持ち歩いていたので、緊張しながらタイミングをうかがっていました。
ところが、僕が口を開こうとしたそのとき、彼女が突然立ち止まったのです。
彼女が取り出した小さな箱
「ちょっと待って」
そう言うと、彼女はバッグの中から小さな箱を取り出しました。僕は何が始まるのかわからず、その場で固まってしまいました。
すると彼女は少し照れたように笑いながら、「私と結婚してください」と言ったのです。
箱の中には、2人でつけられるペアリングが入っていました。
まさか自分がプロポーズするつもりだった日に、彼女のほうから先に言われるとは思っておらず、驚きでしばらく言葉が出ませんでした。
その後、僕が用意していた指輪を差し出し、「先を越されちゃったけど……僕と結婚してください」と伝えると、彼女も驚いた様子。お互いに同じタイミングで結婚を考えていたことがわかり、その場で2人で笑い合ってしまいました。
自分がプロポーズするつもりで準備していたので、まさか彼女のほうから先に気持ちを伝えてくれるとは思っていませんでした。
予定していた形とは違いましたが、お互いが同じように未来を考えていたことがわかり、今でも忘れられない思い出になっています。
著者:荒川/20代男性・大学職員。学生たちと充実した毎日を送っています。
イラスト:sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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