何かしてしまった!?
慌ただしく移動していた私は、何かマナー違反でもしてしまったのかと一瞬で緊張しました。すると駅員さんは、少し言いにくそうに続けたのです。
「背中のお洋服に、タグがついたままになっていますよ」まさかの指摘に、私は冷や汗。「このままずっと歩いていたの!?」と慌てて背中を確認しようとしましたが、そこで、あることを思い出しました。
「あ、実は……これ、こういうデザインなんです」その日着ていた服は、背中にタグのような飾りがついたもの。取り忘れたタグではなかったのです。
私の返答を聞いた駅員さんは「あっ……」と言ったまま、一瞬固まってしまいました。私もなんだか気恥ずかしくなり、思わず苦笑い。親切に教えてくださった気持ちはうれしかったので、「紛らわしいですよね。わざわざありがとうございます」とお礼を伝えました。
お気に入りの服だったけれど
もし本当にタグがついたままだったら、自分では気づかずに過ごしていたかもしれません。言いにくいことをそっと教えてくれた駅員さんの心遣いは、ありがたかったです。
ただ、このままだとまた誰かに気を使わせてしまうかも……。そう思い、後日、タグ風の飾りの四隅を服にしっかり縫い付けることにしました。ひらひらと浮かなくなり、以前より安心して着られるようになりました。
あのときは、親切な駅員さんを勘違いさせてしまった気まずさや、他の人にもそう見えていたのかもと思うと、少し気恥ずかしかったものの、今ではその服を見るたびに、駅員さんのやさしさを思い出します。
◇ ◇ ◇
子どもを連れての外出は、移動や荷物の準備だけでも慌ただしく、周囲に気を配る余裕がなくなってしまうこともありますよね。今回のように勘違いだったとしても、親切心から声をかけてくれる人の存在はありがたいものです。少し恥ずかしいハプニングも、あとから笑える思い出になることがありますね。
著者:池内 なお/30代女性/2、4、6、8歳の育児に奮闘中。ワンオペ育児を全力で楽しんでいます!
イラスト:おはな
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
【Amazonギフト券プレゼント♡】みなさまの体験談を募集しています!
妊娠中や子育て中のエピソードを大募集!「ベビーカレンダー」のニュース記事として配信、公開いたします。体験談を掲載させていただいた方の中から、抽選で毎月5名様に1000円分のAmazonギフト券をプレゼント。何度でも応募可能ですので、奮ってご応募ください♪どうぞよろしくお願いします!