

待ち合わせ場所に彼がいない!?
当時、私は彼と遠距離恋愛をしていました。なかなか気軽には会えない距離だったため、久しぶりに彼と会えることが楽しみで、当日はワクワクしながら飛行機に乗りました。
そして、彼が住む土地の空港へ到着。待ち合わせ場所へ向かい、彼の姿を探したのですが……。
辺りを見渡しても、彼が見当たりません。時間や場所を間違えたのかと思い確認してみましたが、待ち合わせ場所は合っているはず。
「もしかして……すっぽかされた!?」
久しぶりに会えると思っていただけに、私はだんだん不安になってきました。
車椅子に乗った彼が現れて…
しばらく待っていると、こちらへ近づいてくる人の姿が。よく見ると、空港スタッフが押す車椅子に乗っていたのは、なんと待っていた彼でした。
「えっ!? どうしたの!?」
待ち合わせ場所にいなかったことへの不安も一瞬で吹き飛び、今度は彼の身に何があったのかとパニックに。
話を聞くと、彼は空港の階段で転んでしまったとのこと。うずくまっていたところを空港スタッフに見つけてもらい、その後、空港内の診療所で診察を受けたところ、足を骨折していることがわかったそうです。
まさか久しぶりに会った彼が、車椅子に乗って現れるとは思ってもいませんでした。
楽しみにしていたデートは…
彼は「大丈夫」と言っていましたが、足を骨折している状態では、予定していたようなデートを楽しむことはできません。結局、予約していたホテルで2泊したものの、デートらしいデートはできないまま、私は帰ることになりました。
せっかく飛行機に乗って久しぶりに会いに来たのに……と残念な気持ちはありましたが、すっぽかされたわけではなかったことにはホッとしました。
その後、彼はしばらく杖を使って生活することに。突然の出来事には驚きましたが、空港スタッフに見つけてもらい、すぐに診てもらえて本当によかったです。
久しぶりに会えることを楽しみに飛行機で向かったものの、思い描いていたようなデートにはなりませんでした。遠距離恋愛では会える時間が貴重だっただけに、当時は残念な気持ちもありましたが、今となっては「あんなこともあったな」と振り返る、忘れられない思い出のひとつです。
著者:ちづ/50代女性・一人暮らし未婚、フリーランス。母の通い介護に携わっています。休日はポイ活
作画:村澤綾香
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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