何でも勝手に決める彼とその母
ところが、夫に住む場所について聞いてみると、「うちに来るんでしょ?」「部屋ならたくさんあるからこっちに住めばいいじゃん」「お金がもったいないし一緒に住もうよ」と言うのです。さらに夫は「入籍は来月のこの日にしよう。引っ越しは再来月の頭でいいよね」と、まるで決定事項かのように話を続けます。私はまだ何も決めていないのに、と驚きました。しかもそれだけでなく、「母さんにはもう伝えてあるよ」とまで言われたのです。
その日の夜、義母から電話がかかってきました。「あら〜、聞いたわよ! 来月入籍するんですって? お部屋、もう早速片づけておいたわよ〜。2階の角部屋、日当たりもいいし気に入ると思うわ」と、まるで私が受け入れているかのように話され、絶句。
私が「いえ、そちらに住むとはひと言も……」と戸惑いながら伝えると、義母は「え? 結婚するなら旦那の実家に住むのが当たり前でしょう? 再来月頭には引っ越してきてもらえたら助かるわぁ」と、入籍日も引っ越し時期も決定事項かのように話を進めてきたのです。
私は何も相談されていないまま、入籍日も住まいも次々と決められていくことに強い違和感を覚えました。義両親との同居は元々絶対に嫌だと思っていたので、私はその気持ちを夫にはっきり伝えました。さらに「同居するくらいなら結婚はしなくていいです」と本音を伝えました。正直、この結婚自体を考え直そうかと悩んだほどです。
すると夫は「それは嫌だ」と言い、二人で再度しっかり話し合うことになりました。夫は、勝手に決めたつもりではなく、「結婚したら自分の実家に住むのが当たり前」と思い込んでいただけだったと謝罪してくれました。私も、いくら夫の両親とはいえ、生活スタイルが異なる環境では暮らせないこと、そして義実家での同居は到底受け入れられないことを改めてきちんと伝えました。その後、二人で妥協点を見つけつつ物件探しを進め、いいアパートが見つかりました。
あのとき以外、夫や義実家に何かを勝手に決められたことは一度もなく、今では夫とも義両親とも良好な関係を築けています。
結婚後の住まいは、夫婦の生活においてとても大切なポイントだと思います。夫や義母は「実家に住むのが当然」という価値観で、私に何の相談もなく入籍日や引っ越し時期まで勝手に決めて動いていましたが、私にとっては絶対に妥協できない部分でした。夫婦だからこそ一方的に決めつけるのではなく、お互いの意見を尊重し確認することが何より重要だと強く感じた出来事でした。
著者:晴山 美佳子/20代女性・会社員。2歳の娘を育てる母。料理が趣味で、週末は本格レシピに挑戦している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
※AI生成画像を使用しています
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