ママ友に子どもがトイレを流してくれないと伝えると
小1の長男の友だちが、夏休みを過ぎてからよくわが家に遊びに来てくれるようになりました。その子のママとは入学式で隣の席になったことがきっかけで連絡先を交換していて、たまたま子どもたちも前後の席でした。お互いに気が合ったようで、学校でも一緒に遊ぶことが増えていったようです。
長男と同じ幼稚園から同じ小学校へ進んだ男の子が少なかったこともあり、「同性の仲良しの友だちができてよかったな」と、私はうれしく思っていました。学校帰りに「今日うちで遊びたい!」と言われることもあり、その子がわが家に遊びに来る機会も増えていきました。
ただ、ひとつだけ気になることがあったのです。その子がトイレを使ったあと、どうやら流していないのです。最初は「たまたまかな」と思っていましたが、遊びに来てトイレに入るるたびに水を流した形跡がないのです。でも小1だし、まだうっかりすることもあるよねと、しばらくは気にしないようにしていました。
ところが、ある日。トイレに入ると、なんと便器の中に大きいほうがそのまま残っていたのです。さすがにこれは、本人だけの問題ではなく、今後ほかの場所でも困ってしまうのではないかと思いました。
とはいえ、ママ友に伝えるのはかなり勇気がいります。「トイレ流してなかったよ」なんて、どう言えばいいのか。仲良くなったばかりのママ友ですし、変に思われたくありません。しばらくスマホを手にしたまま迷いましたが、「もし学校や公園などでも同じことをしていたら、そのほうが大変かもしれない」と思い、思い切ってメッセージを送りました。
「突然こんなことをメッセージしてごめんね。ちょっと言いづらくて迷ったんだけど、○○くんがうちのトイレを使ったあと、何回か流していないことがあって……。今日は大きいほうがそのまま残っていて。私もどう伝えたらいいのか迷ったんだけど、学校とかほかのお家でも同じことがあったら本人も困るかなと思って、一応伝えておこうと思って。気を悪くさせたらごめんね」
送信ボタンを押したあと、「余計なことだったかな」と少し不安になりました。すると、ママ友からすぐに返事がありました。
「ごめんね! 教えてくれてありがとう。うちのトイレが、トイレから出て行くと勝手に流れるタイプで、もしかしたら他の家もそうだと思っているのかも。気づかなかった! 学校や公園でやってたらまずいから、本人と話してみるね。教えてくれて本当にありがとう」
責められるどころか、きちんと受け止めてくれたことに、私はホッとしました。「言いづらかったけど、伝えてよかった」と心からそう思いました。相手にとっても大切なことなら、言いづらいことでも伝えることは必要なのだと実感しました。
もちろん、子どものことを注意するときは、相手の親を責めるような言い方にならないように気をつけています。今回は「困っているから責めたい」のではなく、「ほかの場所で本人が恥ずかしい思いをしないように」という気持ちで伝えたことが、ママ友にも伝わったのかなと思います。
ママ友付き合いでは、嫌われたくないからと、言いにくいことを全部がまんしてしまうこともあります。でも、本当に相手や子どものことを思うなら、伝え方を考えたうえで、必要なことはきちんと伝える。そんな関係を築いていけたらいいなと思った体験となりました。
著者:小林美織/30代女性/2019年生まれと2020年生まれの年子の兄弟の母。地方在住。趣味はイオンモール内の100円ショップとカルディと無印良品のパトロール。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
※AI生成画像を使用しています
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