ママ友からの誘いは、いつも高額なお店
産後ヨガに通ったことで、仲良くなったママ友がいました。
「一緒にランチ行こうよ」と誘ってくれるのはうれしかったのですが、彼女が選ぶお店はいつも料金が高め。あるときは1人6,000円のフレンチ、別の日には7,000円のアフタヌーンティーを提案されました。
「子どもは預けて、ゆっくり楽しもう!」。彼女はそう言うのですが、私は毎回その金額を使う余裕もなく、子どもを預けてまで行きたいとは思えませんでした。
それでも、「せっかく誘ってくれているのだから」と何度か付き合っていました。けれどある日、また高級店で、しかも遠方でのランチに誘われたときのこと。このまま無理をして合わせ続けるのは違うと思い、私は思い切って、「ごめんね。最近ちょっと出費が多くて、こういうお店は難しいかも」と伝えました。
初めて断ると、ぱったり誘われなくなり…
彼女から返ってきたのは、「そっか! じゃあ、またね」という短いメッセージ。それを最後に、彼女からぱったりと連絡が来なくなったのです。
最初は、「嫌われてしまったのかな……」と落ち込みましたが、後日、別のママ友から意外な話を聞いたのです。
「あの人、前は○○ちゃんとすごく仲良かったけど、最近は別の人とばかりいるよね」
詳しく聞くと、彼女はこれまでも、親しく付き合うママ友が何度か入れ替わっていたそうです。
その話を聞き、私はふと、彼女が求めていたのは、気軽に付き合える友だちというより、自分の行きたいお店に一緒に行ける相手だったのかもしれないと思いました。
断っただけで離れていってしまったことには、最初は寂しさもありました。けれど、無理をして相手のペースに合わせ続けるより、自分の生活や金銭感覚を大切にしながら付き合える関係のほうが、私には心地いいのだと気づきました。
今では、彼女との関係がそこで途切れたことも、自分に合う人付き合いを考えるきっかけになったのだと思っています。
著者:野田みなみ/40代女性。2024年生まれの息子と夫の三人暮らし。ひとりでのんびりする時間が好き。
イラスト:ふー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)