

「一生に一度だから!」膨らんでいく結婚式費用
結婚式の準備を始めたころ、私たちは費用を2人で折半することに決めていました。ところが、式場との打ち合わせが進むにつれて、夫からさまざまな希望が出てくるように。
「せっかくだから、料理はもっと豪華にしたい」
「演出も追加したい!」
夫の希望を取り入れるたびに、見積もりは当初の予定よりどんどん膨らんでいきました。
私は「こんなに増えて大丈夫?」「予算を超えないようにしたほうがいいんじゃない?」と、何度も夫に伝えました。
しかし夫は、「一生に一度なんだから!」と譲りません。
確かに結婚式は特別な日です。私もできることなら満足のいく式にしたいという気持ちはあり、最終的には夫の希望を受け入れることにしました。
最終支払い直前、夫からまさかの告白
そして結婚式が目前に迫り、式場への最終支払いを控えたころのことです。
夫が気まずそうな様子で、私に話しかけてきました。
「実は、貯金が足りなくて……。多めに払ってもらえない?」
あまりにも予想外の言葉に、私は思わず耳を疑いました。
もともと費用は折半すると決めていました。それにもかかわらず、予算を心配する私をよそに「一生に一度だから」と結婚式を豪華にしたがったのは夫です。
自分から希望して費用を増やしておきながら、支払い直前になって「お金が足りない」と言われ、私は夫の計画性のなさに腹が立ちました。
しかし、結婚式はもう目前です。今さらどうすることもできず、最終的には不足していた分を私の貯金から立て替え、支払いを済ませることになりました。
モヤモヤを抱えたまま結婚式当日へ
こうして費用の問題はひとまず解決し、無事に結婚式当日を迎えることができました。
せっかくの結婚式なので、当日は気持ちを切り替えて楽しむことに。それでも心のどこかには、支払いをめぐるモヤモヤが残っていました。
「立て替えた分は、ちゃんと返してもらうからね……!」
そんな思いを胸に、結婚式を終えました。
その後、立て替えた費用については、夫から毎月少しずつ返してもらうことに。また、この一件をきっかけに、家計についても以前よりしっかり話し合うようになりました。
今回の出来事を通して、夫婦で大きなお金を使うときは、「折半する」と決めるだけでなく、お互いが実際にいくら負担できるのかまで確認しておくことが大切だと痛感しました。お金のことだからこそ曖昧にせず、事前にしっかり話し合っておく必要があると学んだ出来事です。
著者:佐藤美咲/30代女性・都内で働く会社員です。休日はカフェ巡りや映画鑑賞をしてリフレッシュしています。
作画:村澤綾香
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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