双子を連れてお散歩中、声をかけられ…
夕方の涼しい時間に双子の息子と娘と散歩するのが日課になっていたころのこと。その日も「電車を見に行こう」と線路沿いをベビーカーで進んでいると、60代くらいの男性が声をかけてきました。
「双子かね?」と聞かれたので、私は歩みを止めて「そうなんです」と返答。すると男性は、「こっちは女の子かな?」と娘の顔をのぞき込みました。私は「はい。髪が少ないので男の子と間違えられるんです」と笑いながら答え、和やかな雰囲気でした。
ところが次の発言に衝撃を受けたのです……。
なぜ急にそんなことを聞くの!?
男性は突然、「今は小さいけど、大きくなったらトイレはどうするのかな。お股は前と後ろ、どっちから拭くの?」とニヤニヤとした表情で私の顔をのぞき込むように聞いてきました。
突然の質問に私は不信感を覚え、「どうなんでしょうね。まだ小さいからわかりませんね」と適当に答えて、急いでその場を離れたのでした。
散歩中に話しかけられることはよくありますが、娘のトイレ事情を聞かれたのは初めてで、動揺しました。「私の反応を見て楽しんでいたのでは……?」と思うと寒気がします。それまで双子を連れて声をかけられるのはうれしく感じていましたが、今後は警戒心を持つことも大切だと感じた一件でした。
◇ ◇ ◇
子どもを連れていると、見知らぬ人から声をかけられることもあるでしょう。何気ない世間話のつもりでも、突然、不快な質問をされることがあるかもしれません。
そんなときは、無理に会話を続けたり、相手に気をつかったりする必要はありません。知人に電話をかけたり、電話で話しているふりをしたりして会話を切り上げるのも一つの方法です。
また、不安や危険を感じた場合は、近くにいる人やお店のスタッフなどに助けを求めることも大切です。
著者:野中まゆ/30代女性。2022年生まれの男女双子の母。13年間、保育士として勤務。出産を機に退職し、現在は保育士経験や自身の子育て体験をもとに、在宅で執筆業務をおこなっている。
イラスト:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています