「何でも相談してね」と言ってくれた同僚
彼とは職場の同僚として知り合い、私からアプローチしたことをきっかけに交際が始まりました。
最初のころは仲良く過ごしていましたが、次第に連絡の頻度や休日の過ごし方など、些細なことでモヤモヤすることが増えていくように。
そんな私の様子に気づいたのが、同じ部署のA子です。
「何かあった? 私でよければ何でも相談してね」
そう声をかけてくれたA子に、私は少しずつ彼との悩みを打ち明けるようになりました。
A子は私だけでなく彼とも普段から話す間柄。私はすっかり彼女を信頼し、「最近、彼が冷たい気がする」「もう少し連絡してほしいんだけど……」など、かなり踏み込んだ話までしていました。
そんな中で、彼の態度は以前よりもよそよそしくなっていきました。連絡の回数も減り、職場でもどこか避けられているような気がして……。
「何か怒らせるようなことをしたかな……」
不安になるたびに、私はA子に相談していました。
「最近、あの2人よく一緒に帰ってるよ」
そんなある日、別の同僚と何げなく話していたときのことです。同僚が少し言いにくそうに、「最近、彼とA子、よく一緒に帰ってるよね」と口にしました。
「え……?」
最初は帰る時間が重なっただけだろうと思いました。しかし、同僚によると、2人で話しながら会社を出ていく姿を何度も見かけているとのこと。
A子からは、そんな話を一度も聞いていませんでした。
不安になった私は彼に確認することに。すると、A子が私から聞いた相談内容について彼に話すうちに、2人でやりとりする機会が増えていたことがわかりました。
そして彼から告げられたのは、「A子のことが気になるようになった」という言葉。私が彼との関係について悩み、A子に相談していた間に、2人の距離はどんどん縮まっていたのです。
あまりのことに頭が追いつきませんでしたが、彼の気持ちがすでに私から離れていることを知り、私たちは別れることになりました。
別れたあとも3人とも同じ職場だったため、しばらくは顔を合わせるたびに複雑な気持ちになりました。彼との別れもつらかったですが、何よりショックだったのは、信頼して恋愛相談をしていたA子と彼が、いつの間にか私の知らないところで親しくなっていたことです。
この経験以来、恋愛の悩みを相談するときは、相手との関係性やどこまで話すかを以前より考えるようになりました。また、恋人との間で気になることがあるなら、まずは本人と向き合って話すことも大切なのだと感じています。
著者:田中美咲/40代女性・母。休日はカフェ巡りや読書をして過ごすことが多く、友人とゆっくり話す時間を大切にしています。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※AI生成画像を使用しています
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