わが家の合鍵を要求する義妹
お義父さんのお金をあてにできなくなったアヤカさんは、大きなスーツケースを持ってわが家へ押しかけてきました。
「お父さんが生活費くれないなら、お兄ちゃんに助けてもらおうと思って♡」と言うアヤカさんに、私もユウタも困惑。「今夜だけ。明日には実家へ戻ること」を条件に、一晩だけ泊めることにしました。
しかし翌朝、キッチンから物音が聞こえてきて……。










翌朝、サキさんがキッチンへ向かうと、そこには冷蔵庫の中身を勝手に使って朝食を作る義妹の姿がありました。リビングには私物が広がり、洗面所には義妹親子の歯ブラシ、洗濯機には服まで……。義妹は当然のように「昨日の服! 洗っといて♡」と言いました。
そして今度は、「合鍵ちょうだい♡」と言い出します。起きてきたユウタさんが、昨夜の「今夜だけ」という約束を確認すると、義妹は「家族なのに信用してないの?」「妹が鍵持つくらい普通でしょ?」と逆ギレ。
しかしユウタさんは「ここはアヤカの家じゃない。合鍵は渡せない」ときっぱり伝えます。すると義妹は、「私シンママなんだけど!?」「子連れの妹締め出す気!?」と感情的に叫びます。
そこでサキさんは、ここは賃貸のため勝手に住む人数を増やせないこと、本当に住むなら管理会社への確認や、食費・光熱費・家賃の一部負担、家事の分担も必要だと冷静に伝えます。
義妹は「家族なのにお金取るの!?」「私シンママって言ってんじゃん!?」と不満を爆発させました。その直後、義妹は「だったら仕事探せばいいんでしょ?」と言い出し、「ハローワーク行ってくるから、うちの子見ててね?」と自分の娘を置いて出かけようとします。
しかしサキさんは、預かることを拒否し、「私たちの同意なく幼い子を放置するなら、児童相談所に相談します」と告げます。義妹はさらに激怒しますが、ユウタさんも「脅しじゃない」「置いていくなって言ってるんだよ」「親だろ、アヤカ」ときっぱり。
サキさんは最後に、「本当に困ったときは助けたいです。でもそれは今日じゃないですよね?」と告げ、約束通り実家へ戻るよう促すのでした。
◇ ◇ ◇
家族や身近な人が困っていれば、「何かできることはないか」と考える人も多いでしょう。しかし、相手の家に居座ろうとしたり、子どもの世話を一方的に押しつけたりするのは、助け合いとは言えません。
特に子どもを預ける場合は、相手の同意や必要な情報の共有が欠かせません。「少しだけだから」「家族だから」と軽く考えてしまうと、子どもの安全にも関わる問題になってしまいます。身近な相手であっても、預かる・預けるの線引きはあいまいにせず、責任の所在をはっきりさせておきたいですね。
ひとり親として本当に困ったときは、自治体の子育て支援窓口や「こども家庭センター」などの公的機関に相談することも大切できます。ひとり親家庭を支える制度を上手に活用して、無理なく自立への道を模索してほしいですね。
miyuka
参考になります。これが本来の相談所の機能ですね(やはり元巨人軍の方の家庭での展開はおかしかったんだ、と改めてわかります)。
>本当に困ったときは助けたいです。でもそれは今日じゃないですよね?
上記の言葉と一対になっていますね。サキさんもユウタさんも話す事に明確な芯が入っているのが分かります。
今はスマホでもパソコンでも仕事が探せる時代、アヤカさんが自分のどうしようもないワガママに気が付く時は来るのか、娘さんが鍵のような気がしますが増々目が離せません。