急いでナプキンを交換したつもりが…
その日は友人と買い物をしていました。途中でナプキンを交換したくなり、「ちょっとトイレに行ってくるね」と友人に声をかけてトイレへ。
個室に入り、新しいナプキンの袋を開けて剥離紙をはがしました。ところがそのとき、なぜか私はナプキンを一度、個室の壁にペタッと貼り付けたのです。
今思えば、自分でもなぜそんなことをしたのかわかりません。おそらく荷物を整えるため、一時的に置いておくつもりだったのだと思います。
その直後、「友人を待たせているし、早く戻らなきゃ」と気が急いてしまい、そのまま下着や服を整えました。すっかりナプキンも交換したつもりになっていたのです。
そして何の疑いもなく、そのまま個室を出ました。
「ナプキン、つけてない!」
トイレを出て少し歩いたところで、私はふと「あれ、何か変かも……」と感じました。いつもならあるはずの、ナプキンをつけている感覚がないのです。
「え、もしかして……つけてない!?」
そこでようやく、ナプキンをつけ忘れたことに気づきました。一気に焦った私は、慌てて先ほどのトイレへ引き返しました。
幸い、先ほど使っていた個室は空いていました。中に入って周囲を見てみると――。
壁には、先ほど私が貼り付けたナプキンが、そのままの状態で残っていました。
それを見た瞬間、安心すると同時におかしくなってしまい、「なんでそこにつけたんだろう……」と、思わずひとりで笑ってしまいました。
誰かに見られていたらかなり恥ずかしいところでしたが、幸い周囲には誰もいません。その後は落ち着いて新しいナプキンに交換し、友人のもとへ戻りました。
この出来事以来、ナプキンを交換したあとは、きちんとつけられているか確認してから個室を出るようになりました。急いでいると普段ならしないようなことをしてしまうこともあるのだと実感し、焦っているときほど最後に確認するよう心がけています。
著者:佐々木硝子/20代女性・縛られることが嫌いなフリーター。最低限の課金で推し活するアイドルオタク。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
※AI生成画像を使用しています
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