偶然?それとも… 待ち合わせのカフェで私を待っていたママ友の真相
長男が幼稚園に通っていたころの出来事です。当時、仲の良いママ友4人でランチへ行こうという話になりました。
ちょうど園の門を出たところで日程などを相談していると、6月に転園してきたばかりのママさんが通りかかり、「おはようございます」と軽く挨拶を交わしたのです。
その後、グループLINEで詳細を決め、待ちに待ったランチの日を迎えました。
私が待ち合わせのカフェへ到着すると、なんとそこには、あの転園してきたママさんの姿があったのです。
「あれ、偶然ですね!」と驚いて声をかけると、彼女は「よかった、やっと会えましたたね~」と微笑みました。
え?「やっと会えた」ってどういうことだろう。驚きで言葉に詰まり、慌ててグループLINEを確認しましたが、誰も彼女をランチに誘ってはいません。
すると、ママ友の一人が「そういえば先週、『ランチするならどんなお店に行きますか?』と聞かれて、今日予約しているカフェの名前を教えた」と言うのです。
ということは、私たちがいつ来るかも知らないまま、このカフェに来て待っていたということでしょうか。にこやかに話しかけてくれる彼女に愛想笑いで応えながらも、頭の中は疑問でいっぱいに。
結局、そのまま断ることもできず、彼女を含めた5人でランチをすることに。なんとか場を和ませようとしたものの、急なことにお互い気を遣ってしまい、言葉少ななランチタイムになりました。みんなでささっと食事を済ませ、その日は早々に解散することになったのです。
帰宅後、グループLINEは「びっくりしたね」「少し戸惑っちゃったね」と、あの場の異様な雰囲気を振り返るやり取りで持ちきりになりました。
当時はただ驚くばかりでしたが、今思い返すと、彼女も新しい環境でどうしてもお友だちを作りたくて、つい焦ってしまったのかもしれません。
少し強引な行動だったとはいえ、心細かったのだろうと思うと、同じ母親として理解できる部分もあります。
この出来事は、園の外での立ち話の内容に気をつけるきっかけになっただけでなく、新しい環境にいる人との距離の縮め方について、私自身も少し考え直す経験になりました。
著者:田辺美優/30代女性/3歳・6歳の一男一女を育てる母。Webメディア関係のパート。趣味はバドミントン。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
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