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混雑するバスで「妊婦ならタクシー使え!」優先席の男性が暴言→固まる私…しかし周囲が一斉に反撃!?

妊娠中や小さな子どもを連れての公共交通機関の利用は、周囲に気を使い、ただでさえ肩身が狭い思いをしてしまうもの。そんな不安な状況で、見知らぬ人から心ない言葉を投げかけられたり、冷たい態度をとられたりした経験はありませんか?

今回は、バスや電車の中で理不尽な状況に追い込まれた女性の体験談をご紹介します。混み合うバスで男性から突然の暴言を吐かれたプレママと、電車の優先スペースを陣取る男性2人組に声をかけるも無視されたママ。

困り果てたママたちを待っていたのは……?

 

「妊婦ならタクシー使えよ」バスで男性が私にひどい暴言…次の瞬間、乗客が一斉に放った言葉とは

ケース1

 

妊娠中、混み合ったバスに乗ったときのこと。車内は混み合っていて空席がなく、私は、つり革につかまって立つことにしました。すると突然、私の前にいた、優先席に座っている男性から「妊婦ならタクシーを使ってくれよ」と吐き捨てるように言われてしまったのです。

 

思いもよらない言葉に驚き、私はどう返していいかわからず、その場で固まってしまいました。ところが次の瞬間、横にいた数人の乗客の方が一斉に声を上げてくれたのです。

 

「今のはさすがにひどいです」
「優先席は妊婦さんのための席でもありますよ」
「言い過ぎじゃないですか」

 

さらに別の女性が「大丈夫ですか?」とやさしく声をかけながら、席を譲ってくださいました。思わず目頭が熱くなったのを覚えています。冷たい言葉を投げかけた男性は、気まずそうに黙り込んでしまいました。

 

 

あのとき周りの方がかばってくださらなかったら、私はしばらくバスに乗るのが怖くなっていたかもしれません。この出来事を思い返すたびに「私も困っている人にそっと手を差し伸べられる人でありたい」と強く思うようになりました。

 

妊娠中は心身ともに余裕がなく、つい心細くなってしまいがちです。けれどあの体験のおかげで、人のやさしさを信じられるようになりました。子どもが生まれたら、誰かの力になる大切さを教えてあげたいと思っています。

 

著者:佐伯真美/30代・女性・パート勤務。第1子妊娠中。好きなことは料理とアウトドア。

イラスト:はたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

 

心ない暴言を吐いた男性に対し、周囲の乗客たちが一斉に声を上げてくれたことで、冷え切った心が救われる素晴らしい結末となりました。見て見ぬふりをせず、正しいことを伝えてくれる人たちの存在は本当に心強いですね。

 

しかし、公共交通機関でのトラブルは、必ずしも周囲の助けが得られるとは限りません。続いてご紹介するのは、2人乗りのベビーカーで電車の「優先スペース」を利用しようとしたママのお話です。

 

そこを陣取って談笑していたスーツ姿の男性2人組は……?

 

 

電車のベビーカー優先スペースを陣取る男性2人に「少し空けてください」とお願いした私→すると2人は

ケース2

 

2歳と1歳の年子を乗せた2人乗りベビーカーで電車を利用したときのこと。車内が混雑してもできるだけ周囲の邪魔にならないよう、あらかじめベビーカー優先スペースのある車両を調べて乗車しました。

 

しかし、本来ベビーカーが優先されるはずのそのスペースに向かうと、40代ほどのスーツを着た男性2人組がふさぐように立ち、楽しそうにおしゃべりをしていました。ベビーカーで近づいてもスペースを空けてくれる様子がなかったため、私は「すみません、少しスペースを空けていただけますか?」と丁寧に声をかけました。

 

ところが、彼らはこちらをちらっと見ただけで何事もなかったかのように会話を再開したのです。同じ空間で過ごすうちに聞こえてきた会話の端々からは、彼らにも家庭があり、子どもがいる様子がうかがえ、余計に困惑してしまいました。同じように子育てをする立場なのにと、やるせない気持ちでいっぱいになったのです。

 

 

結局その日は、優先スペースを譲ってもらえず、通路の隅で周囲に気を使いながら目的の駅まで過ごすことになりました。周囲に迷惑をかけないようにと車両まで調べて向かった場所で、まるで無理を言っているかのように感じてしまい、そのときは悲しさとモヤモヤした思いが残りました。

 

お互いがほんの少し相手の立場を想像できれば、みんながもっと気持ちよく電車を利用できるはずです。あの日の出来事があったからこそ、私自身も、周りにそっと目を向けられる人でありたいと思うようになりました。

 

◇ ◇ ◇

 

ほんの少し周囲を見たり、相手の立場を想像したりするだけで、避けられるつらさもあるのではないでしょうか。誰もが安心して公共の場を利用するために、お互いに少しずつ譲り合える社会であってほしいものですね。

 

著者:大和凪沙/20代・女性。女の子2人を育てるシングルマザー。フルタイム正社員。

イラスト:きりぷち

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

 

電車やバスは、さまざまな事情を抱えた人が利用する場所です。自分にとっては何気ない言動や「少しくらい」と思う行動でも、相手を深く傷つけたり、困らせたりすることがあるかもしれません。一方で、困っている人へのひと言や、少し場所を譲るといった小さな行動が、大きな助けになることもあります。公共の場を利用するときは、自分のことだけでなく周囲にも目を向け、困っている人がいたらできる範囲で手を差し伸べられるようにしたいですね。

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