息子の七五三当日、夫は義父のもとへ…
息子が3歳になる前、家族で七五三の記念撮影をすることになりました。前もって夫と予定を合わせ、義父にもこの日は七五三だと伝えてありました。
ところが当日の朝、夫が困ったような顔で、「父さんから、呼び出されちゃった。家のことを手伝ってほしいみたい」と言い出したのです。
「え、今日は七五三だって知ってるよね?」
そう私が聞くと、夫は言いにくそうに、「知ってる。でも、『七五三なんて後でもできるだろ。そんなものより俺を優先しろ』って……」と答えました。
あまりの身勝手さに耳を疑った私。実はそれまでも、義父から急に呼び出されるたびに、夫がそちらを優先して家族の予定が変更になることが何度もありました。
それでも夫は、「午前中だけ行ってくる。撮影には絶対間に合うから」と言います。
正直、また義父を優先するの?と思いましたが、夫が間に合うと言うので、その日は送り出すことにしました。
撮影直前、夫から届いた連絡に限界
しかし、撮影時間が近づいても夫は戻ってきません。すると夫からメッセージが届きました。
「父さんが『せっかく来たんだから昼飯くらい付き合え』って。もう少しかかりそう」
その文面を見た瞬間、これまで我慢していたものが一気にあふれました。七五三だと知っていて夫を呼び出し、今度は昼食まで付き合わせようとする義父。そして、そんな義父に毎回強く言えず、家族の予定を後回しにする夫。
私は夫に電話をかけました。
「今日が何の日かわかってるよね?」
夫は「わかってる。ごめん」と言いましたが、私はもう「大丈夫」とは言えませんでした。
「今まで何度も我慢してきた。でも、息子の七五三までお義父さんを優先するなら、もう無理。私は出ていく」
そう伝えると、電話の向こうで夫は黙り込みました。少しして、「わかった。今すぐ帰る」とひと言。
夫は義父からの昼食の誘いを断り、急いで戻ってきました。なんとか撮影には間に合い、家族3人で息子の七五三の写真を残すことができました。
激怒する義父に、夫が…!?
しかし、その日の夜、義父から夫に電話がかかってきました。昼食を断って帰ったことに腹を立てたようで、「親の頼みを途中で放り出して帰るとはどういうことだ!」「嫁に何を言われたか知らないが、親より嫁を優先するのか!」と激怒していたのです。
私は「また夫は義父に何も言えないのでは……」と不安になりました。
ところが夫は、「父さん、今日は息子の七五三だったんだよ」とはっきり返しました。
さらに、「父さんは父さん。俺には俺の家族がいる。これからは、家族の大事な予定を潰してまで父さんの都合を優先するつもりはない」と言い放ったのです。
これまで義父に強く言えなかった夫が、初めて自分の意思をはっきり伝えた瞬間でした。
義父はしばらく怒っていましたが、夫は考えを変えませんでした。
私は、義父から頼み事をされることそのものが嫌だったわけではありません。ただ、どれだけ前から決めていた家族の予定でも、義父に呼ばれれば簡単に後回しにされてしまうことがつらかったのです。
それ以来、義父から急な頼み事をされても、家族の予定がある日は夫が「今日は無理だよ」と断るようになりました。
七五三の日に「もう出ていく」とまで言わなければ伝わらなかったことには、複雑な気持ちもあります。それでも、あの日をきっかけに夫が「義父の都合」と「自分たち家族の予定」を分けて考えてくれるようになり、今では以前より安心して家族の予定を立てられるようになりました。
著者:山田あい/30代女性・会社員。2歳の息子を育てる母。趣味のパン・お菓子作りを勉強中です。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年10月)
※AI生成画像を使用しています
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