

30分待ってようやく到着
待ち合わせ場所は、当時私が住んでいた実家の前でした。
約束の時間になっても彼は現れず、気づけば30分ほど経過。彼の家に電話をかけてみましたが、つながりませんでした。
「どうしたんだろう……」
少し心配になりながらも、もう少し待ってみようと思い、家の前で彼を待つことに。すると、ようやく見覚えのある車がこちらへ向かってきました。
「やっと来た!」
ホッとして車に近づき、乗り込もうとしたのですが……。
助手席にいたのは…
ふと助手席を見ると、誰かが座っています。よく見ると、そこにいたのは彼のお母さんでした。
「え……?」
まさかデートの迎えにお母さんも一緒に来るとは思っておらず、私は驚いてしまいました。
その場で理由を聞くこともできず、私はそのまま後部座席へ。彼が運転席、お母さんが助手席、私が後部座席という、思いがけない3人でのドライブが始まりました。
デートは2人きりでするものだと思っていたため、突然の3人ドライブにどう振る舞えばいいのかわからず、何ともぎこちない時間になってしまいました。
結局、理由は聞けないまま
後日、彼に「あの日、どうしてお母さんも一緒だったの?」と聞こうか迷いました。
けれど、何か事情があったのかもしれないと思い、結局この日のことを聞くことはありませんでした。彼からも特に説明はなく、少しモヤモヤは残ったものの、そのままになってしまいました。
その後、私たちは交際を続け、数年後に結婚。しかし結婚生活の中でも、彼がお義母さんの意見や都合を優先しているように感じることがたびたびありました。
デートの日に何の説明もなくお義母さんを連れてきたことも、今思えば、そんな彼の一面が表れていたのかもしれません。
その後、私たちはさまざまな理由が重なり、離婚しました。
彼はとてもやさしい人でしたが、一緒に生活していくうえでは、やさしさだけではなく、お互いの気持ちを尊重し、きちんと話し合うことも大切なのだと感じています。
著者:三上佐紀/50代女性・大学生の息子をもつ母。スキンケアと、甘いものを食べるのが趣味。
作画:村澤綾香
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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