整理整頓上手、ミニマリストの夫
結婚し、賃貸アパートを借りてそこに一緒に住むこととなった私たち。夫はミニマリストで、その荷物の少なさに「え、ダンボールこれだけ!?」とびっくりしたほどです。驚く私でしたが、夫も私の荷物を見て「こんなにたくさん荷物があったの!?」と驚いていました。
私は実家からの引っ越しということもあり、幼いころの思い出の品なども持ってきていました。たしかに私は荷物が多かったのですが、家に収まらないほどではありませんでしたし、「まあ、ぼちぼち片付けていこうか」と思っていました。
え、勝手に!?
その週末のこと、事件が起きたのです。
平日は仕事で忙しく、荷物置きと化していた一室をしばらく見ていなかったのですが、久しぶりにドアを開けると、明らかに私が持ってきたダンボールが減っていました。
「夫が片付けを進めてくれたんだ」――そう思い、最初は喜んでいたのですが、その後、自分で片付けを始めるとなんだかおかしい。持ってきたはずの物が見当たらないのです。夫に、ダンボールに入っていた私の荷物をどこに片付けたのか聞くと……なんと、夫が勝手に捨てていたことが判明!
たしかに片付けが遅くなった私も悪いですが、勝手に私の物を捨てるなんて。「いや、どれもいらない物だと思って」と夫。悪びれる様子はなし……というか、悪気はまったくなかったようです。とはいえ、勝手に捨てるなんてひどすぎる! さすがに怒り、このときのことは、何年経った今も、しっかり根に持っています。
その後、わが家に子どもが生まれ、家にも荷物が増えることが予想されました。ミニマリストの夫はどうなるのだろうか……と思っていると、「これは初めて歩いたときに着ていた服だから取っておこう」「これは初めて使った歯固め。大事にしよう」と、今では私以上に子どもの物が捨てられない人になりました。
そのため、わが家は現在、常に物で溢れ返っている状態。まあ……これはこれで温かみがあるということで、よしとしています!
著者:木田七恵/30代女性・一男一女を育てている。趣味は筋トレとスイーツ探し。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
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