満腹になったのは夫だけ!?
ところが私は、夫が焼肉の焼き方に強いこだわりを持っていることをすっかり忘れていました。
夫は「タレの付いた肉は網に先にのせない」「肉は1枚ずつ焼いて、食べ終わってから次を焼く」といった独自のルールを徹底。そのため、タレ付きのお肉を食べたがっていた娘たちは、なかなか自分たちの番が回ってこず、お預け状態になってしまいました。
そこで、先にしゃぶしゃぶを食べさせようとしたのですが、ここでも夫の“鍋奉行”ぶりが発揮されます。「肉は火を通しすぎると硬くなるから」と、1枚ずつ丁寧にしゃぶしゃぶ。あまりにもペースがゆっくりで、なかなかおなかが満たされない娘たちは、「パパは焼肉のほうやっててよ!」とブーイング。ようやくタレ付きのお肉を焼けると思ったら……。
今度は「焦げやすいから」と、すぐに店員さんに網の交換をお願いする夫。せっかくの食べ放題なのに、食事を楽しむよりも、夫のうんちくを聞いたり、こだわりに付き合ったりする時間のほうが長くなってしまいました。結局、私も娘たちもおなかいっぱいになるまで食べられず、まだ食べ足りないままお店をあとにすることに。一方、夫だけは満足そうな様子でした。
そこで後日、夫がいないタイミングで娘たちと同じお店へ行くことに。すると、娘たちは自分の好きなペースでお肉を食べられ、私もおなかいっぱいに。会話も弾み、前回とは違ってとても楽しい食事になりました。
それ以来、お肉の食べ放題は、夫がいないときに娘たちと楽しもうと思っています。
◇ ◇ ◇
食べ方にこだわりがあるのは悪いことではありませんが、家族で食事をするなら、一緒に食べる人のペースや食べたいものにも配慮してほしいですよね。自分のこだわりを押しつけるのではなく、家族みんなが楽しく食事できるよう、相手を思いやる行動を心がけたいですね。
著者:斎藤なおみ/40代女性・会社員。2児の母。年々、食へのこだわりが強くなる夫に悩み中。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
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