「財布の中身は見ないでね」夫から届いた不審なLINE
毎朝早く出勤していく夫は、少し忘れ物が多いタイプです。ある日、財布を家に置いたまま出かけてしまいました。
その日は私の仕事が休みだったため、会社まで届けたほうがいいかもしれないと迷い、夫にLINEを送ってみたのです。
すると、すぐに「財布、家にあったんだね! 会社の先輩からお金を借りられたから、持ってこなくて大丈夫だよ」と返信がありました。ひとまず安心したのもつかの間、続けて「財布の中身は見ないでね」と追加のメッセージが届き、少し違和感を覚えたのです。
わざわざ「見ないで」と言ってくるなんて、なんだか怪しい。夫の財布を勝手に見るのはよくないとわかっていながらも、気になって中を確かめてしまいました。
財布の中に入っていたのは、私の見覚えのないカードでした。気になってスマートフォンでカードに書かれた会社名を検索すると、消費者金融のカードだとわかったのです。
「もしかして、私に黙ってお金を借りているの……?」夫がわざわざ念を押してきたこともあり、不安が一気に膨らみました。
夜、帰宅した夫に思い切ってカードのことを尋ねると、やはり借金をしていることがわかりました。
使い道を尋ねると、欲しいものをあれこれ買ううちに出費がかさみ、借金をしてしまったとのことでした。
事情はわかったものの、私に黙ってお金を借りていたことにはショックを受けました。これを機に、お金の使い方や管理について、夫婦できちんと向き合う必要があると感じたのです。そこで返済方法を話し合い、金利負担を抑えたいと考え、わが家では銀行への借り換えを選びました。
あわせて、夫にはお小遣い制をお願いし、毎月の返済額も少し高めに設定しました。夫婦で家計を見直しながら、早めの完済を目指すことにしたのです。
その後、返済を優先して家計を見直した結果、無事に借金を早期完済でき、マイホーム購入に向けた資金も貯められるようになりました。
結果的に家計を見直すきっかけにはなりましたが、夫が借金を隠していたと知ったときのショックは、今でも忘れられません。夫婦だからこそ、お金に関することは隠さず話し合い、お互いに把握しておくことが大切だと痛感した出来事でした。
著者: 山下幸枝/30代女性/5歳男児を毎日全力で育て両親の介護も担うパワフル母ちゃん。食べ歩きでいろいろなお店を開拓中。職業は医療事務。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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