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「私に任せて!」念願の結婚式の打ち合わせで暴走する義母⇒プランナーさんの機転の利いた言葉で赤面

私たち夫婦は授かり婚だったため結婚式をあげていなかったのですが、娘が2歳になり少し子育てが落ち着いてきたタイミングでおこなうことにしました。しかし、式の準備も大詰めに差し掛かったころ、義母が急に演出や装飾について「私が決める」と言い出したのです。

結婚式のプランに義母が口出し

私は当時、2歳の娘とやさしい夫と3人暮らし。授かり婚で式を挙げておらず、娘の成長を機に「娘にも参加してもらえる小さな結婚式」を挙げることにしました。

 

式場決定から数カ月、私たちは娘を寝かしつけたあとの限られた時間で、夜な夜なプランを練り上げてきました。そして迎えた最終打ち合わせの直前、義母から「次の打ち合わせはいつ? 仕事を休んで参加するわね」と連絡が。驚く私に夫は「子連れの打ち合わせは大変だから、娘の面倒を見てくれるつもりなんだろう」と言います。普段から娘をかわいがってくれている義母だったので、夫の言葉に納得した私は、お言葉に甘えて義母に日程を伝えました。

 

そして打ち合わせ当日。式場で合流すると、娘は「ばあば!」とうれしそうに駆け寄り、義母も「〇〇ちゃん、今日もかわいいわね〜」と笑顔で見守っていました。

 

 

しかし、案内された席に着き、テーブルに並んだプランシートを見た瞬間、義母の目の色が変わります。「なになに? お花も装飾も地味ねぇ。それに〇〇ちゃんのリングガール? 途中でぐずったら式が台無しじゃない。控室に預けておけばいいのよ。私はね、ピアノも弾けるしフラワーアレンジメントもできるの。演出も装飾も、全部私が一から考え直してあげるわ!」と言うのです。しかしその時点で既に娘のリングガール用のリュックも準備しており、ピアノ演奏はプロ奏者の友人に頼んで、曲のリクエストまでしていました。

 

「娘のための用意もしていますし……。ピアノは既にプロの友人にお願いしてますから……」と伝えるも「そんなの断りなさい! 親族の私が弾いたほうが良い演出になるに決まってるじゃない!」とバッサリ。そして、私たちが娘と一緒に作ることを楽しみにしていた演出や、夜遅くまで悩んで決めた装飾を「ダサい」と全否定したのです。義母のあまりの熱量と暴走に、私と夫は呆然として固まってしまいました。

 

 

さらに、退屈した娘が「ばあば、あそぼー!」と袖を引っ張ると、義母は「ちょっと静かにしなさい! 今大事な話をしてるの!」と娘の手を払いのけたのです。さっきまでの笑顔は消え、自分の見栄と発表会気分を優先して娘を邪魔扱いする義母。娘もしょんぼりしてしまい、私は怒りとショックで娘をぎゅっと抱きしめました。

 

すると、一部始終を見ていたプランナーさんが、にっこり微笑みながらきぜんとした声で「お義母様、大変申し訳ございません。当会場はお客様による装飾の持ち込みや演奏は基本的にお断りしております。それに、本日はお二人と〇〇ちゃんのための結婚式の打ち合わせですので、お二人の希望に添った形にさせていただきますね」と遮ってくれたのです。実際は演奏や持ち込みもOKの式場でしたが、困り果てていた私たちを見て気を利かせてくれたのでしょう。

 

 

満面の笑みでズバッと言い放ったプランナーさんのおかげで、義母のメンツは丸潰れです。顔を真っ赤にし、「な、なによ失礼ね! この前だってピアノの先生にもお花の先生にも、センスがあるって褒められたのよ!」と食い下がりますが、すかさず夫が「俺たちの結婚式は、母さんの習い事の発表会じゃない。もう口を出さないでくれ!」と一刀両断。2人に反撃された義母は、「せっかく私が良い式にしてあげようと思ったのい! もういいわ、勝手にしなさい!」と怒鳴り散らし、捨て台詞を残して立ち去っていきました。

 

その日の夜、夫は「結局は自分の『何でもできる』マウントを取りたかっただけなんだと思う……。気づけなくてごめん。娘にも悲しい思いをさせた」と頭を下げてくれました。そんな夫を見て私は、「あなたは悪くないよ。あんなことになるなんて、誰も予想できなかったと思う……」と伝えました。義母が昔から多趣味なのは私も知っていましたが、夫いわく、ことあるごとに周囲に自慢したがる性格だったそうです。

 

 

結局、義母は当日まで不機嫌でしたが、式が始まると、私の友人による素晴らしいピアノ演奏、プロに頼んだ華やかな装飾のクオリティに圧倒され、親戚の前では「私がこの会場をアドバイスしてあげたのよ」と必死に虚勢を張っていました。しかし、義母の性格を知り尽くしている親戚たちは「また始まった」と冷ややかな視線を送るばかり。参列者からは「あのお義母さんを持ちながらのお式の準備は大変だったでしょう」「周囲を見ずにすぐ出しゃばるところあるから……。聞かずとも想像つくわ」と苦笑いされたほどでした。

 

この出来事を通して、自分たちの軸と境界線をしっかり守る大切さを学びました。もちろん大切な家族として義母の意見も聞きつつ、断るべき場面では夫と連携してきぜんと線引きをし、娘との穏やかな暮らしを守っていこうと強く心に誓うきっかけとなった出来事でした。
 

 

著者:北沢真子/30代・主婦。食いしん坊な4歳の娘とわんぱくな1歳の息子のママ。甘いものがやめられずダイエットが続かないことが悩み。

 

作画:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)

 

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