楽しみにしていた新婚旅行
無事に結婚式を終え、ほっとした気持ちで私と夫は2泊3日の新婚旅行へ出発しました。
結婚式の準備は想像以上に忙しく、気づけば毎日があっという間に過ぎていました。そのため、新婚旅行は「やっとゆっくり過ごせる時間」として、とても楽しみにしていたのです。
当日は天気にも恵まれ、旅行は順調なスタートでした。朝から観光地を巡り、おいしいものを食べ、写真もたくさん撮り……。結婚式が終わった安心感もあり、幸せな時間だなと感じていました。
ところが、その日の夕方、思わぬことがきっかけで空気が変わってしまったのです。
「少し休みたい」で気まずい空気に
観光を終えてホテルへ戻ろうとしていたときのことです。私は思っていた以上に疲れていました。慣れない場所を歩き続けていたこともあったと思います。
そこで私は、「夕食は、少しホテルで休んでから行きたい」と夫に伝えました。すると夫は少し驚いた様子に。そして「せっかく旅行に来たんだから、今しか行けない夜景スポットにも行こうよ」と言ったのです。
私たちはお互い、自分の考えを譲ることができず……。
少しずつ会話が少なくなっていき、ホテルへ向かう道では気まずい空気が流れました。
旅行だからこそ見えた価値観の違い
結局、私はホテルで30分ほど仮眠を取ることに。少し休むと気持ちも落ち着き、改めて夫と話し合うことになりました。
夫は「旅行中だから、限られた時間を無駄にしたくなかった」
私は「疲れたままでは心から楽しめない」
お互い冷静になって話して、どちらも旅行を楽しみたい気持ちは同じだということをちゃんとわかり合えました。その後は、お互いの考えを理解し合い、夕食では「これも思い出だね」などと言いながら、おいしい料理を楽しむことができました。
まさか新婚旅行でけんかをするとは思っていませんでしたが、お互いの価値観や考え方の違いに気づくきっかけになりました。話し合ってみると、どちらも「旅行を楽しみたい」という気持ちは同じ。結婚式までもバタバタでしたし、今では「あのときは疲れていたんだよね」と笑い話になっています。新婚旅行での出来事を通して、夫婦にとって大切なのは、お互いの気持ちをきちんと伝え合うことだと実感しました。
著者:桜井萌/30代女性・京都府在住。看護師としてICUや透析室での勤務を経験後、WEB制作会社勤務を経て、現在はフリーランスのWEBデザイナーとして活動している。趣味は音楽。
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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