「嫁に出た身だから関係ない」と言い続ける叔母
私や娘のことをとてもかわいがってくれた祖母が亡くなり、家族葬で見送ることになりました。
祖母の子どもは、私の父と叔母の2人です。しかし、祖母が入院していたころから、叔母は「私は嫁に出た身だから関係ない」と言い、祖母の世話にはほとんど関わっていませんでした。
そして、迎えた祖母の葬儀。費用については、もともと喪主である父が負担するつもりで、叔母にお金を出してほしいと頼んでいたわけではありません。
ところが、叔母は葬儀の場でわざわざ「私は嫁に出た身だからお金は出さない。今後も一切関わらないから!」と、突き放すように言ってきたのです。
父と叔母はもともと仲が良くありません。葬儀費用は予定どおり父が負担しましたが、こちらから何も求めていないのに、わざわざ関わりを断つような発言をした叔母に、私は複雑な気持ちになりました。
一切関わらないと言った叔母が、まさかの行動に
さらに驚いたのは、その後のことです。私たちが祖母の遺品整理へ行く前に、叔母が祖母のアクセサリーなどをすでに持ち帰っていたことがわかりました。
「今後も一切関わらないって言っていたのに、どうして……?」
祖母の世話や葬儀の準備にはほとんど関わらなかった叔母が、遺品はほかの家族に相談することなく持ち帰っていたのです。その行動に、私は戸惑いを隠せませんでした。
もちろん、叔母には叔母なりの事情があったのかもしれません。それでも、祖母の遺品は私たち家族にとっても大切なものです。せめてひと言相談してほしかったと、悲しい気持ちになりました。
身近な親族だからこそ、「言わなくてもわかる」では済まないこともあるのだと思います。いつか自分が親を見送る立場になったときには、費用のことも残されたもののことも、きょうだいや親族で一度話してから進めたいと感じた出来事でした。
◇ ◇ ◇
葬儀費用の負担や、故人が残したものをどう扱うかについては、家族それぞれで考え方が異なることもあります。遺言などで取得者が決まっている場合を除き、遺産の分け方は原則として相続人同士で話し合って決めていきます。
悲しみの中での話し合いは簡単ではありませんが、後々の行き違いを減らすためにも、費用の負担や残されたものの扱いについて、関係者で確認しておくことが大切ですね。
著者:櫻井麻実/30代女性・受付事務。4歳と9カ月の姉妹、1歳年下の夫と暮らす母。趣味は魚釣りと漫画鑑賞。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
※AI生成画像を使用しています
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