義母から返ってきたひと言
私は、生理が近づくと体調を崩しやすく、生理が始まってからもしばらくはつらさが続くことがあります。
母や妹も同じように、生理の前後は体調がすぐれないことがありました。そのため、家族の中では体調が悪そうな人がいれば無理をさせず、自然と気づかうことが多かったのです。
結婚後、義母と世間話をしていたとき、何気なくそんな話をしたことがありました。
すると義母は、「きっと、お母様も妹さんもあなたも、我慢できない家系なのね。生理痛なんて甘えだものね」と言ったのです。
私は思わず言葉を失いました。
義母自身は、生理のときにそこまでつらい思いをしたことがなかったようです。だから実感しにくかったのかもしれません。
それでも、私にとっては実際につらさを感じていることだったため、「我慢できないだけ」と言われたことにモヤモヤが残りました。
義姉がきっぱりひと言
後日、義姉が帰省していたときのことです。
義母は私の話を笑い話のように持ち出し、「この子、生理痛がつらいんですって」といった調子で義姉に話し始めました。
すると義姉の表情が変わりました。
「自分が経験したことがないからって、つらい人のことを甘えだって決めつけるのは違うんじゃない?」
義姉は、義母にはっきりそう伝えてくれたのです。
さらに、「生理のときのつらさは人によって違うんだから、自分と同じだと思わないほうがいいよ」と話してくれました。
私はその言葉を聞いて、胸のつかえが少し軽くなったように感じました。義母も義姉の言葉を聞いて考え直してくれたようで、その後、私に「嫌な言い方をしてごめんね」と謝ってくれました。
自分が経験したことのないつらさは、想像しにくいこともあるのだと思います。それでも、実際につらさを感じている側としては、「甘え」と決めつけられたことは悲しいものでした。
義姉が間に入ってくれたことで義母も考え直してくれ、その後は良好な関係を続けています。あのとき、義姉がはっきり言ってくれたことを今でもありがたく思っています。
著者:増田結菜/40代女性・家業を営む夫を手伝う専業主婦。義母とは敷地内別居をしています。
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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