初めて訪れた彼の実家に見覚えが
当時の私は仕事中心の生活を送っており、運動不足を解消したいと思っていました。そんなとき、友人に誘われて社会人のバレーボールサークルへ参加することに。
そこで知り合ったのが現在の夫です。初めて会ったはずなのに、なぜか以前から知っているような感覚があり、話していても不思議と気が合いました。
その後、私たちは少しずつ仲良くなり、やがて交際をスタート。
ある日、初めて彼の実家へ遊びに行くことになったときのことです。
「ここが僕の実家」
彼が指さした家を見て、私は思わず鳥肌が立ちました。
「えっ……この家、知ってる」
子どものころ、家族の車でよく通っていた道から見える家の中に、なぜかいつも気になって目で追ってしまう家がありました。大人になってからも、その道を通ると何となく見てしまっていたのです。
彼の実家は、まさにその家でした。
結婚後、さらにわかった共通点
その後、私たちは結婚しました。
結婚後、さらに不思議なことがわかりました。彼の祖父母の家が、私の実家のすぐ近くだったのです。
彼から子どものころの話を聞くと、「この辺でよく遊んでいた」「このスーパーに祖母とよく行っていた」など、私にもなじみのある場所が次々に出てきました。
私自身も子どものころによく行っていた場所ばかりで、「もしかしたら昔、どこかですれ違っていたのかもね」と2人で話しました。
初対面のときに感じた、どこか懐かしいような感覚。もちろん本当に以前会っていたかどうかはわかりませんが、子どものころの行動範囲まで重なっていたと知り、「運命なのかな」と感じました。
彼の実家が、子どものころから何となく気になっていた家だっただけでも驚きましたが、さらに昔の行動範囲まで重なっていたことにはびっくりしました。偶然がいくつも重なり、こんな不思議な縁もあるものなのだと感じた出来事です。
著者:古谷沙織/40代女性・10歳差の兄弟を育てる母。バレーボール日本代表を応援しています。
イラスト:sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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