私のPMS
私はPMS(月経前症候群)に悩まされています。
生理前になるといつも以上に眠気や体のだるさなどを感じたり、やたら甘い物が食べたくなったり。
「PMS」というと、気分が沈みやすくなるなど、メンタル面での不調が雑誌やネットなどで紹介されているのを見かけますが、私はメンタル面での不調はあまり感じたことがありませんでした。
メンタルの不調と体の不調、どっちがつらい?
あるとき、友人が「生理前だからか、いつもよりイライラしやすくて……」と口にしていたことがありました。その友人は生理前に身体的な不調が出る私とは違って、メンタル面での不調が出るタイプのよう。
そこからお互いのPMSの話に発展。その際、友人から振られたのは、「PMSの症状は“メンタル面での不調”と“身体的な不調”どちらがつらいのだろうか」という話題でした。
私は正直「メンタル面でも身体面でもつらいのには変わりないし、比べるものではないんじゃないかな」と思っていましたが、友人は「メンタル面の症状のほうがつらい!」と強く主張して……。結局このとき、結論が出ることはありませんでした。
「PMSのつらさは、比べるものではない」というのは大前提ですが、今思うと、私自身このとき、生理前にメンタル面での不調を覚えたことがなかったので、友人に共感できていなかったところもあったのかもしれません。
もしかしてこれが…?ハッとさせられた
そんな友人との話をすっかり忘れて過ごしていたある日、ささいなことがきっかけで子どもを怒ってしまった私。
あとで思い返すと、自分でも「あんなに怒らなくてもよかったのかな……」と思うのですが、どうしてもそのときはイライラを抑えられず、子どもへの言い方が少しきつくなってしまいました。
そのとき、以前友人が話していた「生理前はイライラする」という話を思い出したのです。子どもを怒ってしまったとき、私はまさに生理前で「もしかしたらこのイライラはPMSによるものなのかも」とハッとさせられました。
これまでメンタル面より身体面でPMSによるつらさを感じていた私ですが、メンタル面がつらいと話していた友人の気持ちをこのときようやく理解したのです。
PMSの症状やその程度、つらさの感じ方は人それぞれ。メンタルの不調と体の不調、どちらのほうがつらいということはないと思います。
だからこそ、自分が経験したことのない症状についても、相手の話に耳を傾け、理解しようとする姿勢が大切なのだと感じました。今回の出来事を通して、自分自身の心や体の変化にも目を向けながら、無理をせず、PMSとうまく付き合っていく方法を見つけていきたいと思いました。
※この記事は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:うみのるな/女性・主婦
イラスト:マメ美
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!