えっ!? 新築の壁に落書き……
子どもたちが遊び始めると、ママ友は「子ども同士で遊んでくれるとラクだよね〜」と言いながら、ソファに座ってスマホをいじり始めました。私はお茶やお菓子を用意しながら、子どもたちの様子を気にかけていました。すると、ふとリビングを見た瞬間、思わず目を疑ったのです。
なんと、ママ友の子がクレヨンでわが家の壁に絵を描いているではありませんか!「えっ!? ちょっと待って! 壁には描かないでね!」と慌てて止めましたが、白い壁には赤や青のクレヨンの跡がくっきり。私があ然としていると、ママ友がようやくスマホから顔を上げました。
「え〜、描いちゃったんだ! まあ、子どもだし仕方ないよね〜」
まるで他人事のように笑うママ友。さらに「うちの子、お絵描き大好きなんだよね」と、のんきに話し始めたのです。「いやいや、そこは謝るところじゃないの……?」私は思わず言葉を失いました。
帰ろうとするママ友に、ビシッと一言
その後、帰る時間になると、ママ友は「じゃあ、そろそろ帰ろっか!」と帰り支度を始めました。壁の汚れはそのまま。謝る様子もありません。さすがに黙っていられず、「ねえ、壁の落書きなんだけど……」と声をかけると、ママ友は「え〜? 子どもがやったことじゃん。仕方ないでしょ?」とひと言。
そこで私は、あえて冷静に返しました。「うん、たしかに。子どもは、ね」「……え?」「子どもが失敗するのは仕方ないよ。でも、その後どうするかは、親の責任じゃない?」さらに「うちも新築したばかりだから、正直すごくショックなんだ。せめて一緒に汚れを落としてくれないかな?」と伝えました。
すると、ママ友はハッとした表情に。「……そうだよね。ごめん」そう言って、ママ友は自分の子にも「人のおうちの壁に描いちゃダメだよ。ちゃんと謝ろうね」と注意してくれました。子どもも「ごめんなさい」と謝ってくれたのです。
その後、壁紙を傷めないか確認しながら、薄めた中性洗剤を使って2人で一生懸命汚れを拭き取りました。幸い、クレヨンの跡はほとんど目立たなくなり、私はホッとひと安心。ママ友も最後にもう一度「本当にごめんね」と謝ってくれました。
それ以来、子どもの友だちを家に招くときは、親同士で見守ることや、遊ぶときのルールを事前に確認するようになりました。親しい相手だからこそ言いにくいこともありますが、あのとき勇気を出して伝えてよかったと思っています。
◇ ◇ ◇
子どもが遊びに夢中になり、思わぬ失敗をしてしまうことはあります。しかし、「子どもだから仕方ない」という言葉で、迷惑をかけた側が責任を放棄するのは違いますよね。大切なのは、失敗した後にどう対応するか。子どもにも何がいけなかったのかをきちんと伝え、親自身が誠意を持って行動する姿を見せたいものですね。
著者:山里 あい/30代女性/5歳の息子を育てる母。コンビニのスイーツが好きで、いつも新作を楽しみにしています。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年10月)
※AI生成画像を使用しています
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