記事サムネイル画像

発達遅れの息子にネガティブ発言を繰り返す義母「ばぁば、見えてないの?」娘の痛快な反撃に絶句したワケ

私は3人の子どもを育てています。発達に遅れのある長男の6歳の誕生日に、両実家を交えて食事会を開きました。しかし食事の間、義母はそんな長男を見ては「見てられない」と言い放ち、空気は最悪に……。しかし、聞いていた娘が、不思議そうに口を開いて……。

心無い義母の言葉に、娘が反論

私は夫と6歳の長男、4歳の長女、2歳の次男との5人暮らし。長男には発達の遅れがあり、同年代の子どもよりできないことも多く、予定通りに動けなかったり、かんしゃくを起こしてしまったりすることもしばしば。それでも病院や療育のアドバイスを取り入れながら、家族で協力して暮らしています。

 

そのおかげか、年長になったころから長男の成長を感じる場面も増えてきました。小学校選びには悩みましたが、見学などを通して「ここなら長男ものびのび過ごせそう」と思える学校を見つけ、長男自身も「しょうがっこう、たのしみ!」と笑顔で話すようになっていたのです。

 

 

そんな長男の6歳の誕生日。両実家そろって食事会を開いた日のことです。予約していたレストランの個室に着くと、両祖父母はすでに到着していました。長男がうれしそうに「じぃじ、ばぁば、来てくれてありあと!(ありがとう)」とあいさつをすると、義母はいきなり眉をひそめ、「あらあら、6歳なのにまだ舌足らずねぇ。親戚の〇〇ちゃんは同じ6歳でもう漢字も書けるのに。ママが甘やかすから成長が遅いんじゃないの?」とため息をついたのです。

 

お祝いの席での突然のダメ出しに、場の空気が一瞬で凍りつきます。義母は普段から、長男のマイペースなところを見つけては「普通じゃない」「みっともない」と口にする人でした。

 

 

食事が始まってからも、義母の失礼な言動は止まりません。長男が一生懸命お箸を使って料理を食べていると、「見てられないわ。そんな手つきじゃ、小学校でみんなに笑われちゃうわよ」と嘲笑い、長女に向かって、「お兄ちゃんがこんなんじゃ、あなたまで我慢ばかりでみじめねぇ。かわいそうに」と吹き込み始めたのです。

 

義父が「いい加減にしなさい!」と声を荒らげ、夫も「母さん、せっかくの息子の誕生日なんだから」と怒りますが、義母は悪びれる様子もなく「何よ、本当のことを言ってあげてるんじゃない。小学校に入ったらもっと周りから浮いて、親も子も恥をかくだけよ」と肩をすくめます。長男は何のことかよくわかっていないようでしたが、部屋中が気まずい空気に包まれました。

 

 

そのとき、隣に座っていた4歳の長女が不思議そうに義母を見つめ「ばぁば、お兄ちゃんのかっこいいところ、見えないの?」と言いました。長女は続けて、「お兄ちゃん、今日のために『ありがとう』って言う練習いっぱいしたんだよ。スプーンもお箸も、自分でじょうずに使えてるよ。それを笑うばぁばのほうが、ぜんぜんかっこよくないよ」と話します。

 

無邪気でまっすぐな長女の言葉に、言葉を失う義母。私は「お義母さん。この子は毎日前を向いて、自分のペースでしっかり成長していますから。少し心配になる気持ちもわかりますが、『できないこと』よりも『できるようになったこと』をぜひ見てあげてください」と言いました。

 

 

一部始終をその場で見ていた私の父も深く頷きながら「〇〇くん(長男)、おじいちゃんは今日、お前の元気な笑顔が見られて本当にうれしいぞ。立派にあいさつもできて、最高にかっこいい」と長男の背中をそっとなでます。母も「小学校、楽しみだね!」と笑顔を向けました。

 

義父は「まったく情けない……」とうなだれ、「台無しにして申し訳ない」と謝ります。義母は完全に言葉を失っていましたが、居たたまれなくなったのか、小さく「……言い過ぎました」と絞り出すように呟いて俯くしかありませんでした。その後は、義父と私の両親が率先して場を明るく盛り上げ、長男は満面の笑みでケーキのロウソクを吹き消し、無事に食事会は終了。

 

 

以降しばらくは、気まずさからか義母から音沙汰はありませんでしたが、約1年たった先日、長男の小学校の運動会を見に来た義母は、「最後までよく走りきったわね。とても立派だったわよ」と、ぎこちないながらも長男と目線を合わせて声をかけてくれました。長男の成長を認めてくれる言葉が増え、私もとてもうれしく思っています。

 

まっすぐに兄を肯定してくれた長女の純粋さと、きぜんと守ってくれた家族のおかげで、義母との関係も今までより良くなり、そして私たち家族の絆も強まったと実感しています。発達のペースに関係なく、子どもたちの成長をしっかりと見守り、これからも家族で支え合っていきたいと思っています。
 

 

著者:菅田希美/30代・会社員。発達がのんびりな6歳の長男と大人びた発言をする4歳の長女、マイペースな2歳の次男を育てるママ。仕事と家事育児に追われ発狂しそうになりながらも「まぁいいか」の精神でなんとか毎日を切り抜けている。

 

作画:けだま

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
\ この記事にいいね!しよう /
シェアする

  • コメントがありません

気になる記事をまとめ読み

人気連載

新着連載

連載完結

もっと見る

注目記事を探す

人気記事ランキング

アクセスランキング
コメントランキング

お得な無料キャンペーン

ママトピの新着記事

PICKUP