持ち寄りランチなのに……え?
そのママ友は、「ごめんね、バタバタしてて」と言いながら、ローストビーフや華やかな前菜を並べました。そして笑顔で、「でも、こういう本物の味って、なかなか食べる機会ないでしょ?」「家庭料理ばかりじゃ飽きちゃうと思ってさ!」と言ったのです。そう、ママ友は有名デパ地下の高級なお惣菜を持ってきていたのです。
その瞬間、部屋の空気が少し固まりました。私たちは家事や育児の合間に料理を準備してきたのに、手料理を見下されたように感じてしまったのです。
ランチ会の空気が変わり
実際、持ってきてくれたお惣菜はどれもおいしく、私たちも「華やかだね」「おいしいね」と声をかけながら、みんなでいただきました。ところが、食事中も彼女は、「やっぱりデパ地下の味って、家庭料理とは違うよね」「自分で作るより、こういうのを買ったほうがおいしいし、失敗しないし」と何度も話しているのです。
確かにお惣菜はおいしかったのですが、手料理と比べるような発言が続き、だんだん会話も弾まなくなっていきました。せっかくの息抜きのランチ会でしたが、どこか気まずい雰囲気のまま、少し早めにお開きに……。
手作りでも買ったものでも、持ち寄りの形はいろいろあっていいと思います。ただ、相手が用意してくれたものを見下すような言い方は、やはり悲しいものです。次に集まるときは、最初からお店でランチをするなど、誰も気を使いすぎない形にしようと思いました。
◇ ◇ ◇
ママ友同士の集まりでは、手作りや市販品など、それぞれの事情に合わせた持ち寄り方があります。大切なのは、何を持ってきたかよりも、相手の気持ちを尊重することですよね。せっかくの楽しい時間も、何気ないひと言で空気が変わってしまうことがあります。お互いに無理をせず、気持ちよく過ごせる集まり方を選べるといいですね。
著者:渡辺 美咲/30代女性/4歳の女の子を育てるワーママです。平日はパート勤務で、休日にママ友とお茶をするのが息抜きです。
イラスト:きょこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年10月)
【Amazonギフト券プレゼント♡】みなさまの体験談を募集しています!
妊娠中や子育て中のエピソードを大募集!「ベビーカレンダー」のニュース記事として配信、公開いたします。体験談を掲載させていただいた方の中から、抽選で毎月5名様に1000円分のAmazonギフト券をプレゼント。何度でも応募可能ですので、奮ってご応募ください♪どうぞよろしくお願いします!