学校から突然の電話でドキッ
担任の先生から「お母さん、突然のお電話で驚かせてしまってすみません」とひと言。「息子が何か……?」と、身構えて続きを聞くと、告げられたのは予想外の内容でした。
体育の授業中、気分が悪くなってしゃがみ込んでしまったお友だちがいたそうです。周りがざわつく中、真っ先に気づいたのが息子でした。息子はそのお友だちにやさしく声をかけ、肩を貸しながら保健室まで付き添ったというのです。先生からは「素早い判断と、お友だちへの思いやりに本当に感謝しています」とお褒めの言葉をいただきました。
叱られるのではと身構えていた私は、胸をなで下ろすと同時に、息子の成長がうれしくて思わず涙が出そうになりました。
帰宅した息子を思い切り褒めると、「別に、普通のことだよ」と少し照れくさそうに笑っていました。その姿に、また胸がいっぱいになり、思わず涙が出てしまいました。
普段は甘えん坊な息子が、私の見ていないところで、困っている人に手を差し伸べられるようになっていたことを知れたのは、何よりの収穫でした。子どもは親の心配をよそに、ちゃんと育っている。わが子の行動を信じて見守ることの大切さを、改めて教えてもらった出来事です。
著者:佐々木明日香/30代・女性・パート。男の子を育てるママ。平日はパート勤務、休日は子どもと一緒に料理やお菓子作りをするのが趣味。
イラスト:大福
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年10月)
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