

“ミニマリスト”にハマった私
私は飽きっぽい性格で、物を「持たない主義」なので、不要になったものを定期的にフリマアプリに出品していました。あるとき、SNSで極限まで物を持たない「ミニマリスト」の方を発見。最初は「やりすぎじゃない?」と思っていたものの、その人の真似をして「ひとつ買ったら、ひとつ捨てる」「1日ひとつ捨てる」というように身の回りのものを整理するようになりました。
物の整理をし始めると部屋がどんどんスッキリしていき達成感を得られました。すると次第に夫婦共用のものまでどんどん整理したい気持ちになっていったのです。
夫も常々「いらないものはフリマアプリで出品したら?」と言っていたので、私はどんどん整理を進めることに……。
捨てたい気持ちがエスカレートし…
次第に私の捨てたい欲は膨れあがり、夫が大量にため込んでいた衣類や靴など、夫の持ち物にまで手をつけるようになりました。「1年以内に使っていないものは捨てよう」と夫に何度も声をかけ、捨てたい欲がエスカレートする私を見て、夫は少し心配していたのを覚えています。
けれど、なかなか捨てようとしない夫にイライラした私は最終的に夫に許可を取らずどんどん捨てるように。家具や家電・収納用品など大きな物をまとめて粗大ゴミに出そうとしたとき、ついに夫の逆鱗に触れました。
「俺の物や共用のものを勝手に捨てるな!」と激怒する夫に対し、私は「何年も使っていないのに置いておくほうが無駄!」と対抗し大喧嘩。
喧嘩はヒートアップしましたが、だんだんと落ち着いてくると「自分の考えを押しつけすぎた」と気づき、夫に謝罪しました。
夫婦間でルールを決めて問題解決
捨てることのメリットを主張する私と、物を大事にすることの大切さを主張する夫で、お互いの意見をすり合わせました。
最終的には「共用の物・夫の物を捨てるときは、必ず夫の許可を取る」「フリマアプリで出品するか、廃棄するのかも夫にも報告する」というルールを設定。
あのときの私は捨てること自体に快感を覚え、ストレス発散をするようにものを整理していました。自分のものだけならまだしも、夫の物まで勝手に捨てたことはとても反省しています。
この一件を経て、今は夫の意見を尊重しながら身の回りの整理を楽しんでいます。たまに夫から「これもフリマで出品して」と頼まれることもあり、少しずつ身軽になっていくことがうれしいです。いくら夫婦という親しい間柄でも、自分の価値観を押し付けすぎるのは良くない、と気付かされた出来事でした。
著者:藤田ユリ/女性・主婦
作画:ちえ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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