夫「俺、帰国子女だから!」
「昔やってた、あの番組面白かったよね!」懐かしくなって話しかけると、夫は鼻で笑うように言いました。「へぇ、田舎の人って、そんなことで盛り上がるんだ?」
さらに、「俺はマレーシアに住んでたから知らないよ。田舎育ちとは違うからね。一応俺、帰国子女だし!」と、得意げに続けたのです。
海外で暮らした経験が貴重なのはわかります。でも、だからといって私の育った環境と比較する必要はありません。これまで我慢してきた嫌味も重なり、私はとうとう言い返すことにしました。
言い返した結果
「帰国子女なのはわかるけど、英語は全然話せないよね? それでそんなに自慢するのはどうなの?」さらに、こう続けました。
「そもそも、マレーシアに住めたのはお義父さんのお仕事のおかげでしょ? あなた自身がすごいって話とは違うんじゃない?」すると、夫は返す言葉がない様子。さっきまでの得意げな表情も消えてしまいました。
少し言いすぎたかなとも思いましたが、私もずっと田舎育ちを小馬鹿にされてきたので、黙っていられなかったのです。それ以来、夫が海外生活を持ち出して私を見下すことはなくなりました。
海外暮らしはすてきな経験だと思います。でも、育った環境に優劣はありません。自分の経験を誇ることと、人を見下すことは別なのだと感じた出来事でした。
◇ ◇ ◇
海外で暮らした経験も、地方で育った経験も、それぞれに魅力があるものです。自分の生い立ちを誇りに思うのはすてきなことですが、それを理由に相手を見下すのは考えものですよね。育った環境が違うからこそ、お互いの経験を尊重し、知らない世界について教え合える関係を大切にしたいですね。
著者:安藤 愛子/30代/3歳の男児を育てる専業主婦です。最近は、おいしいコーヒーを見つけることにハマっています。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年10月)
※AI生成画像を使用しています
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