

彼の実家はまさかの大豪邸!
当時、私は結婚を前提に彼と交際していました。
ある日、彼の実家に招かれ、初めて訪問することに。すると、目の前に現れたのは、想像をはるかに超える大豪邸でした。詳しく話を聞くと、彼の家は代々会社を経営している一族だったのです。
そんな中、彼の母から結婚についてある話をされました。
「うちにお嫁に来るなら、おばあちゃまの料理試験を受けてもらわないとね」
なんと、彼の家では結婚する前に、祖母による料理の試験を受ける決まりがあるというのです。
料理が苦手な私に課された試験
実は、私は料理が大の苦手でした。彼の母にどんな料理を作ればよいのか尋ねてみたものの、話を聞けば聞くほど、自分には難しそうだと感じてしまい……。
「そもそも、結婚するのに料理の試験が必要なの!?」
彼の家の決まりとはいえ、私にはなかなか納得できませんでした。とはいえ、彼の母に直接文句を言うわけにもいかず、帰宅後は彼と何度も言い合いになってしまったのです。
それでも、結婚を考えている以上、試験を避けて通るわけにはいきません。不安を抱えたまま、ついに料理試験の日を迎えました。
まさかの理由で料理試験が免除に!?
料理試験当日、私は緊張しながら彼の祖母のもとを訪れました。対面した祖母は、年齢を感じさせないほどおしゃれで、華やかな雰囲気の女性でした。
私はファッションにも関心があったため、祖母が身につけている洋服やバッグのブランドにすぐ気づきました。
思わず「そのバッグ、○○のものですよね! とても素敵です!」と声をかけると、「あら、わかるの?」とうれしそうな返事が。そこからファッションの話で盛り上がり、祖母はすっかり上機嫌になりました。
すると、思いがけない言葉が飛び出したのです。
「あなた、気に入ったわ。料理試験はもういいわよ」
「えっ!? 料理しなくていいんですか!?」
なんと、料理を一品も作らないまま、試験を免除してもらえることになったのです。あれほど悩んでいたのは何だったのかと、思わず拍子抜けしてしまいました。
料理が苦手な私にとって、結婚前の料理試験は大きな悩みでしたが、まさかファッションの話がきっかけで免除されるとは思ってもみませんでした。彼の家の決まりには戸惑ったものの、彼の祖母に気に入ってもらえたことにはホッとしました。今振り返っても、人生で一番緊張した「試験」の思い出です。
著者:OEN/40代女性・自営業。趣味は韓国ドラマ鑑賞。人とのつながりを大切にしている。
作画:村澤綾香
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!