車の買い替えで発覚!消えた1千万の行方
下の子が中学生になったころ、車を買い替えることになりました。私は夫に「積み立てている貯金から現金で支払うから、お金をおろしてきて」とお願いしました。
ところが、いつまでたっても夫は現金を用意してくれません。不審に思って問いただすと、返ってきたのは「全部使いました」という信じられない言葉でした。なんと、1千万円以上あった貯金を、夫がすべて使い果たしていたのです。
突然の告白に、私は言葉を失いました。何に使ったのかを尋ねても、夫ははっきりと答えません。
思い返せば、夫にはお金にルーズなところがありました。結婚前はわずかな貯金しかなかったものの、結婚後は生活費をきちんと入れ、積み立てもするようになったため、金銭感覚が変わったと安心していたのですが……。下の子が中学生になる少し前から、気になることが起こるようになっていました。
少し前から起きていた不可解な出来事…
その年のお正月、子どもたちのお年玉を銀行口座に預けようとしたところ、保管していた現金が見当たりません。夫に尋ねると、「仕事で現金が必要になったから、ちょっと借りた。すぐ返すから」と言うのです。さらに、家族で貯めていた小銭貯金から、500円玉だけがなくなっていたこともありました。子どもたちが勝手に使うとは考えられず……。
そして今回、1千万円以上もの貯金がなくなっていたことが判明。おそらくギャンブルに使ったのだと思いますが、あまりにも無責任な行動に、あきれるしかありませんでした。このまま一緒に暮らしていても、また金銭トラブルが起きるかもしれない。そう考えた私は、離婚を決意しました。
その後、2人の子どもたちは元夫の姿を反面教師にしたのか、しっかりとした金銭感覚を身につけてくれました。当時16歳だった長女と13歳だった長男も、今では社会人となり、それぞれ自分のお金をきちんと管理できるようになっています。
夫婦としては残念な結末になりましたが、子どもたちがお金の大切さを理解し、堅実に生活していることに安心しています。
◇ ◇ ◇
家族の将来のために積み立ててきた大切な貯金を、相談もなく使い果たされていたと知れば、相手への信頼が大きく揺らいでしまいます。夫婦のお金の管理方法はそれぞれですが、2人で決めたルールを守り、信頼を裏切らないことが大切ですよね。お互いに安心して暮らせるよう、日ごろからお金について話し合い、信頼関係を築いていきたいですね。
著者:村上まゆみ/50代 女性・会社員。2児の母。愛犬と過ごす時間が何よりの癒やし。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年10月)
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