「あれ取って」「これ取って」が当たり前に
彼は、「男は台所に入るべきじゃない」という考えを持っていました。
そのため、一緒に過ごしていても、「飲み物取って」「冷蔵庫から出して」など、自分では台所に入らず私に頼むことがよくありました。
最初のころは、そこまで深く考えずに応じていました。けれど、それが何度も続くうちに、「自分で取れるものまで、どうして私が?」と思うことが増えていきました。
彼にとっては当たり前のことだったのかもしれませんが、私は次第に負担を感じるようになりました。
お泊まりデートで驚きの要求が…
そんなある日、初めて彼の家に泊まったときのことです。
夜になり、そろそろ寝ようとしていると、彼から何気なく、「明日着る服、出しておいて」と言われました。
一瞬、冗談かと思いました。しかし彼は本気だったようで、翌日に着る服を一式そろえ、きれいに畳んで置いておいてほしいと言うのです。
私は戸惑いながらも、その日は言われた通りに準備しました。けれど心の中には、「私は彼女なのに、どうしてここまでしなきゃいけないんだろう」というモヤモヤが残って……。
それ以外にも、彼は自分でできることまで私に頼むことが多く、次第に「この人とは価値観が合わないかもしれない」と感じるように。小さな違和感が積み重なり、最終的には別れることを決めました。
彼には彼なりの考え方があったのだと思います。ただ、それを私にも求められることには、次第に苦しさを感じるようになりました。お互いの価値観を押しつけず、無理なく過ごせる関係でいることが大切なのだと思いました。
著者:佐々木律子/30代女性・事務職。趣味は音楽鑑賞と映画鑑賞。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
※AI生成画像を使用しています
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