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「全然違う…」戸惑うことも。小規模と大規模、どっちの保育所がいい!?

小規模な事業所内保育所と大規模な地元の子ども園。2カ所の保育施設を利用してみたママの感想や、お子さんの様子を紹介しています。それぞれに特徴があり、大きな違いもあったそうです。

保育所のイメージ

 

子どもが1歳のときから0~2歳児対象、定員10人の事業所内保育所を利用していました。しかし提携園が自宅から遠かったため、子どもが3歳のときに地元にある定員200人のこども園に転園。当時、規模の差や経営方針の違いに戸惑うことも多々ありましたが、落ち着いてみるとそれぞれにいい所があるように感じています。小規模の保育所と大規模の子ども園を利用してみて、私が見聞きして感じたことをお伝えします。

 

集団行動とヒトの目

事業所内保育所では10人の子どもたちに3~5人の保育者が付いていて、人数に余裕があり、何でも子どものペースに合わせて進めることができました。


子ども園では20人のクラスに保育者は2人。カリキュラムがしっかりと組まれていて、スケジュール優先で進みます。わが子ははじめこそ自分勝手な行動をとっていたようですが、徐々に周りの様子を見て、周りに合わせた行動を取れるようになりました。トイレ、手洗い、あいさつといった日常生活に必要なものを身につけるスピードが格段に上がったように感じています。

 

異年齢の子どもとの交流

事業所内保育所では、0歳から3歳までの子どもたちが1日中ひとつの部屋で過ごしていました。そうすることで、子どもたちは主に自分より小さい子への接し方を教わっていたようです。
 

子ども園は10時から14時までは各学年に別れてクラス単位の活動をしていますが、朝・夕は0歳から6歳までのすべての学年の子どもが一緒に過ごしています。自分より小さい子にゆっくり、やさしく接する、年上の子に付いて遊びを教えてもらう。このような環境を通してわが子は相手に合わせて対応するということが身についてきているようです。

 

保育者との距離感

事業所内保育所ではどの保育者もわが子の一挙手一投足を知ってくれていて、私は一緒に子育てをしてくれているようにも感じていました。


子ども園では保育者と顔を合わせてもあいさつ程度。しっかりと話をするのは1学期に1回ある個人面談のときくらいです。子どもに子ども園での様子を聞きはするものの、要領が得られないこともしばしば。日中の子どもの様子がわかりづらく、私はしばらくの間戸惑いと不安を感じていました。しかし慣れてしまえばわずらわしさがなく、気楽でよいと考えられるようになっています。

 

 

小規模な事業所内保育所と大規模な子ども園。どちらが良いという訳ではなく、それぞれの特色なのだと思います。私はいろいろなことが気になり、思い悩むこともありました。しかし子どもが元気で楽しそうにしているのを見ると、あんなに考え込まなくてもよかったかなと感じます。

 

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監修/助産師REIKO


著者:小原水月

1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。

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