こんにちは! 助産師のREIKOです。予定日が目前というママは、ドキドキワクワクの日々を過ごされていることと思います。分娩予定日はあくまでも「予定日」です。早まることもあるし、予定日を過ぎることだってあります。予定日ぴったりに生まれるケースは20人に1人と意外と少ないんですよ。いつ入院となってもいいように準備万端にしておきましょう!
入院グッズは大丈夫?
妊娠10カ月に入る前に、産院から入院に必要なものについてお話があったかと思います。忘れ物がないかもう一度チェックしておきましょう!
入院してからすぐ使うものをいちばん上にして、ひとつにまとめておくと便利です。まとめた荷物は、パパや家にいる誰かがわかりやすい場所に置いておいてくださいね。また、連絡先、どこに何があるか、ゴミ出しの日などの一覧表をわかるところに貼っておくと慌てずに済みますよ。
入院当日のシミュレーションはOK?
いざお産となったとき、陣痛から始まる人、陣痛の前に破水してしまう人と、お産の始まり方はさまざまです。ケースごとにどうやって行動するか、もう一度確認しておきましょう。
また、産院までの車の手配は大丈夫ですか? 自家用車で産院に向かうという方は、ガソリンの補給も忘れずにしておいてくださいね。なかには陣痛がきて、慌てて救急車を呼んでしまう方もいらっしゃいます。まず、産院に連絡をして、指示を仰ぎましょう。
パパや上のお子さんは大丈夫?
ママが入院している数日間、パパのお食事はどうするか考えてありますか? 自分でお料理? 外食? コンビニ? いろいろあるかと思います。パパの栄養面が気になる方は、冷凍保存できるメニューを準備しておくと安心ですね。
そして、上のお子さんがいる場合は、入院の際にどうするか確認しておきましょう。入院の時期はいつになるかわかりません。夜中だったり、産院の独特な雰囲気でぐずってしまったりする可能性もあります。入院時、上のお子さんを預かってくれる人がいると安心です。その際には、事前にお泊り練習なんかもできると、より安心かと思います。
外出時は忘れずに!
日々のお買い物、運動がてらのお散歩、健診など、妊婦さんが外出されることもあると思います。外出時に破水した! なんてこともありえます。
そんなときに慌てないよう、母子手帳、保険証、診察券、生理用ナプキン(普通サイズと夜用があると安心)産院や家族の連絡先などを書いたメモなどを持ち歩くようにしましょう。
わが子の誕生を待ち遠しく思って過ごす日々もあと少し。赤ちゃんはタイミングを見て生まれてきます。その日がいつになるかは赤ちゃん次第!? その日までにご夫婦で呼吸法も復習して、準備万端で迎えましょう!
医療短期大学専攻科卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。